蘇 なるもの

049_蘇2012.11.23

今晩京都の或る料理屋さんで会食した。

デザートに「蘇」(そ)が出された。
昔、飛鳥時代に宮廷で「蘇」というチーズが食べられていたと聞いたことがあったので<あぁあれか!>と即座にピンときた。

中居さんが「これは牛乳を煮詰めて作ったチーズの一種です」と説明を加えてくれた。
私は齢(よわい)70になるが、「蘇」を口にすることなどなかった。
話には聞いていた<幻の食品>に対面して感動した。
まさか21世紀のいまになって実際口にする機会があるとは思ってもみなかった。

さっそくそろりと口にしてみた。
なるほど口の中にチーズの風味が広がったが、ひときれが小さいものだからすぐ溶けてしまってあっけなかった。

これを食すと元気になると言われたそうだが、私もあやかりたい。

2012.11.23




















珍しい不思議な停電

2012.11.22

きょう午前11時頃瞬間停電があった。
日本では停電はほんとに珍しいハプニングだと思う。
(尤も、去年3月11日に起きた東日本大地震のときは私は埼玉に住んでいましたが、地震のあと「計画停電」というものを3回ほど経験しましたが。)

パソコンがダウンし、照明も消えた(瞬間停電だったためすぐ点いたが)。
パソコン画面が真っ黒になったので一瞬たじろいだが、照明も消えたので珍しいけどこれは停電に違いないと思った。
だがこれは我が家だけのハプニングなのかどうかすごく気になった。
もし我が家だけの現象なら原因究明と対策が必須だから。

私の住んでいる地域(京都市上京区)一帯の停電なら関西電力のウェブサイトに速報されるだろうと思ってすぐ見てみたが、何にも出ていなかった。

関西電力のウェブサイト

念のため関西電力の近くの京都営業所に電話してみた。
問い合わせの電話が殺到しているのかどうかは分からないが、なかなかつながらなかった。
やっと電話がつながって聞いてみると「確かに京都市全域で瞬間停電がありました」との説明。
「原因は何ですか」と聞いてみたら「原因はいま究明中です」との答えだったので電話は一旦切った。

日本の電力は安定していて停電などまず起こらない。
だからきょうの停電はほんとに珍しいと思う。
一体どうしたんだろうと思うと同時に、原因が分からないとは不思議なことだなぁ、と思った。

2012.11.21

【追記】
きょうもう一度関西電力の上記のウェブサイトで『停電履歴情報』をチェックしてみたら1件でていた。
▲ 2012年11月21日22時20分 発生
● 2012年11月22日02時51分 復旧
(停電地域)大阪府 大阪市 西区 江戸堀2丁目
(発生軒数)約280軒

この大阪の情報だけで京都のことは出ていなかった。
瞬間停電といえども「京都市全域」がほんとなら大事件だと思う。
新聞記事になってもいいくらいだ。

大事件なのに報道されない(みたいだ)し、関西電力のウェブサイトも黙殺している。
原因不明だった。

どうしたんだろう、というきのうからのもやもやした気持ちが払しょくできない。

2012.11.22










初めて草津駅で下車

2012.11.15

きょう、仕事で草津に行った。
草津と言えば関東では草津温泉(群馬県)だが、関西では滋賀県の草津だ。

私は生まれてから少年時代まで京都市内で過ごした。
敗戦直後、京都市は生産地でないためは極度の食糧難だったらしい。
父に連れられ着物をお米と物々交換してもらうため草津に行ったことがあった。
浜大津から草津へは船で渡った。
甲板から立ちしょんべんをした。
私の人生で最も古い記憶だ。たぶん5歳のころだろう。

東海道線で数限りなく通過したことはあるが、草津に足跡を印するのはそのとき以来65年ぶりだ。

東海道線で草津に向かった。駅で6つ目、たった20分の旅だ。
京都駅を出るとすぐ東山トンネルがある。
上り坂のトンネルだから蒸気機関車時代は石炭を焚き馬力いっぱいで牽引する。
煙のため気絶した機関手(いまの運転手)もいたという難所だ。
いま改めて通ってみても長いトンネルだなと思った。

山科をすぎると湖西線(こせいせん)と分かれるはずだ。
湖西線ができてもう何十年にもなるが、湖西線開通以来通ったことがなかったので、どんな具合になっているか窓から目をこらした。逢坂山トンネルに入る直前で分岐しているのを確認して納得できた。うれしかった。

草津といえば天井川で有名な草津川がある。
少年時代から大人になってからも、東海道線で通過するときはいつも窓の外に目をこらし、トンネルで潜り抜けるのを確認して納得していた。
草津にはそんな思い出があった。
しかし二十歳(はたち)代で京都を離れてからそんなことしたことなかった。

草津に来た
草津駅で時雨に遭った

きょう、生まれて初めて草津駅に降り立った。

仕事での訪問先はO社。駅から徒歩15分ほどというので歩いて行った。
名物 “うばがもち” のお店があった。
草津川は「廃川」と書いてあった。もう水は流れていないのだろうか。
先を急ぐので堤防に上がって確かめる時間はなかった。

草津川の下のトンネルをくぐると東海道と中山道の分岐(追分)があった。往時のにぎわいはどんなものだったか。
その先に草津宿本陣があった。きょうは菊の花できれいに飾られていた。
いま歩いているのは東海道だ。在原業平も大石内蔵助も皇女和宮もここを通ったと思うと頭の中は想像で一杯になった。
街道沿いには和ろうそくのお店もあり伝統が感じられるいい街並みだった。

こんど改めてゆっくり草津探訪をしたいなと思ったことだった。

2012.11.15







森光子さん逝く

2012.11.15

きょうの朝刊に女優の森光子さんが亡くなられたという記事があった。
森光子さん逝く
私は映画・演劇にうといので余り詳しくないが、舞台 『放浪記』 の中でやる森さんの 「でんぐり返し」 は有名だったらしい。
新聞記事は、体力の要る 「でんぐり返し」 を続けるため、森さんは陰で毎日100回を超す屈伸運動を欠かさないという努力を怠らなかったと報じていた。
TVの訃報ニュースの中で、着物衣装でふとんの上で「でんぐり返し」をやっているシーンを初めて見た。
なるほど、これが話題の 「でんぐり返し」 か。

しかしちょっと待てよ。
私も子供の頃にやった覚えがあるが、「でんぐり返り」 と言っていたように思う。
「でんぐり返し」 はなんか変だ。

「でんぐり返し」 は 「返す」 という他動詞の連用形だ。
他動詞は目的語を取る。
たとえば 「手のひら」 を返す 「あいさつ」 を返す 「ちゃぶ台」 を返すといった具合だ。

しかし、言うまでもないが 「でんぐり返り」 は自分でやるものだ。
森光子さんは自分で 「でんぐり返って」 いた。
要するに自動詞でなければならない。
基本形は 「返る」 だ。
その連用形が 「返り」 だ。「返し」 ではない。

従って、やっぱり 「でんぐり返し」 はおかしい。
「でんぐり返り」 でなけれならない。(と思う)
ところが誰が言い始めたか知らないがマスコミは申しあわせたように 「でんぐり返し」 だ。

私はかつて日本語表現で 「取水制限(しゅすいせいげん)」 はおかしいんじゃないかとつぶやいたことがる。
【※ 取水制限のはなしは こちら

今回も私の感覚がヘソ曲りなのか。
マスコミをはじめ世間の言い回しがおかしいのか。
釈然としないきょうのわたしでした。

2012.11.15








なんでやろ

2012.11.1

きょう新幹線に乗った。
発車するとすぐ日本語で停車駅のお知らせがある。
天井のスピーカーから音声で、各車両にある電光表示から文字で知らせてもらえてありがたい。

日本語のあとに英語が続く。
Ladies and Gentlemen, welcome to the Shinkansen. This is the NOZOMI superexpress bound for Shin-osaka.
We will be stopping at Nagoya, Kyoto stations before arriving at Shin-osaka terminal.

ウイルビー・ストッピング

よく新幹線を利用させてもらうので聞きなれた英語だ。
気になるのは「will be stopping」と、進行形になっているところ。
ネーティブアメリカンに確かめているだろうから正しい英語なんだろうけど、いつも「なんでこんなところに進行形がくるのかなぁ」と不思議でたまらない。
理由はともあれ、アメリカ人は実際こういう言い方をするんだ、ということだろう。

外国語の習得は『まね』だ。
だから、自分もこういう言い方を『まね』たらいいんだ・・・と思うが、果たしてそうなるか??
とっさのときは多分「We will stop at ...」と言ってしまうだろうなぁ

2012.11.1













面白い恋人発見

2012.11.1

かつて「面白い恋人」について書かせてもらった。 (こちら 2013.4.12

本家の「白い恋人」が吉本興業を損害賠償で訴えた一件について、吉本興業側に肩を持つ所感を述べた。
あれ以来「面白い恋人」のことは忘れていたが、きょう新幹線に乗るため京都駅の上りホームに行ったら売店に「面白い恋人」が売ってあった。
健在なのでホッとし、うれしかった。

面白い恋人を発見

繰り返すが、これは笑いをさそうパロディーだと思う。
笑いは百薬の長。
訴訟すれば世の中ギスギスする。
笑ってすませばお互い長生きできる。

隣には「京都の恋人」というチョコレートもあった。
にやり !! クスクス !!

2012.11.1
















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Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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