プラハの七味

2012.12.31

年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。
プラハで大晦日になったので日本食レストランへ「年越しそば」を食べに連れてってもらった。

そば(かけそば)と天ぷら(海老の天ぷら、野菜の天ぷらと束ねたそうめんを扇のように広げてころもをつけたもの)が出てきた。
七味をお願いしたらどういう訳か唐辛子を練ったのが出てきた。【写真の左の皿

062_プラハの七味

なぜこんなものをあらかじめ用意してパッと出してくれたというのも解せないが、なぜこんなものをそばに出すのか。
改めて「七味」をお願いしたが、女性の店員は分からないらしい。
重ねてお願いすると、彼女は「キッチンで聞いてくる」と言って姿を消した。
ややあって出てきたのは確かに七味。
日本だったら七味入れに入れてあるのに、ここではあり合わせの小皿に入れてきた。【写真の右の皿

別の男性店員に聞いてみたらこのレストランの経営者はマレーシア出身のチェコ人だそうな。
日本人でないことが分かって、七味のとんちんかんの原因は分かったが、しかし何年日本レストランをやってるんだろう。
怒りを通り越して驚いた。

そばものびていて柔らかく、そば特有のコシがなくおいしくなかった。
あの軟らかさから邪推すると、麺はそばじゃなくて、黒い色素を混ぜた細いヌードルだったかも分からない。

もとより異国にきて純粋の日本料理を期待するものではないが、非日本人が日本料理を誤解しないかが心配だ。

でもこういった異文化経験は海外旅行の楽しみのひとつだ。

2012.12.31







この数字 読めますか

2012.12.30

年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。
この写真は、きょうチェコ・プラハで入ったレストランでの勘定書き。
アラビア数字は世界共通のはずだ。
でもお国が違うと(あるいは書く人によるのかもわからないが)数字はほとんど解読不可能なことがある。

注文するときに私がメモしておいたのが左側。
勘定のときにウエーターが書いてくれたのが右側。

チェコの数字
Plzeňská restaurace v Obecním domě
Plzeňská Restaurant in the Municipal House in Prague








ビール 0.5 ℓ79 czk
キノコとポテトのスープ75 czk
伝統のローストダック390 czk
〃 ビーフグラーシュ230 czk
コーヒー(カプチーノ)118 czk
合計892 czk


チェコの通貨、コルナ(czk)を持っていなかったのでユーロで、とお願いした。
38 Euro と計算してくれた。

読めない数字の勘定書きを旅の記念として撮らせてもらった。

こういう異文化体験は旅の楽しみのひとつだ。

2012.12.30






落ちても知らんよ

2012.12.29

年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。

ウィーンでは、ことし(2012年)はクリムト(Gustav Klimt)生誕150年ということで代表作の「接吻」や「ユーデット」が展示されているベルベデーレ宮殿が大人気で、チケットを購入するにも行列だった。

同じくウィーンの美術史美術館(Kunsthistorisches Museum, Wien)では、クリムトが工芸学校在学中に手がけた同美術館の中央ドームの装飾を見ることができるようになっていた。
その装飾はドーム内の高いところにあるので、特別に設けられた足場に上らないと彼の作品を間近に見ることができない。
但し、足場に上る階段の手前には

061_自分のリスクで

という掲示があった。
「ご自分のリスクで登ってください」
要するに足場は仮設のものなので崩れて落下し怪我(あるいは死亡)しても知りませんよ。それを承知でなら登ってよろしい。
という意味。
日本なら考えられない。
足場が崩れようものなら美術館長の首が飛ぶだろう。
(とは言うものの、階段は仮設とは思えないしっかりしたものだった。)

考えてみれば自分の行動は常にリスクを負っている。
言われるまでもないことだ。
当然のことを言っているのだ、とも考えられる。

この「own risk」という考えは欧米で時々目にする。
昔ニューヨークにいたとき海水浴場にもこの掲示があった。
泳ぐのはいいけど溺れても知らんよ、という訳だ。
Life Guard (海岸のやぐらの上から溺れる者がいないか監視する人で若い男性が見張っていることが多い)もいるけど、溺れても、あるいはサメに襲われても Life Guard は責任を負いませんよ、ということだろう。

こういった文化の違いに触れることができるのが海外旅行の楽しみのひとつと言える。

2012.12.29












「飛行速度」を英語でいうと

2012.12.27

年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。
飛行機は成田―アムステルダム便。
昼のはずが夜だった経験談はさきほど書いた。⇒ こちら 参照

機内のフライトトラッキング情報は日本語を選ぶと英語と日本語で表示される。
高度、飛行速度、外気温、目的地までの残りの飛行時間などが刻々表示されて興味がつきない。

よく見ていると「飛行速度」の英語は「Groud Speed」と表記される。

057_グラウンドスピード
英語表記についてあれこれ考えたのはもっと前だったが
写真を撮るのを忘れていたのでアムステルダム到着寸前に撮ったもの
それでも 872 km/h は巡航速度に近い

うーん、ちょっと変だな。飛行速度なら Air Speed あるいは Flying Speed じゃないのか。
飛行速度に相当する英語はないのか。
そんなはずはないだろう。
なぜ Air Speed じゃなくて「Groud Speed」と表記されるのか。

調べてみると「Groud」には「地上」の他に「対地」という意味もあるらしい。
つまり「Groud Speed」は空中における“絶対”速度ではなく、地表に対する“相対”速度という意味らしい。
なぁるほど、理屈に適っている。
「Groud Speed」というのはレッキとした(航空学の)専門用語だそうだ。
一本参った !

機内は暗く、みんなスヤスヤお休みだったが、ひとり納得してうれしかった。
成田からアムステルダムまでの飛行時間は11時間。退屈しのぎにはよかった。

2012.12.27





地平線スレスレの太陽

2012.12.27

年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。
正午に成田空港を発ってアムステルダムに午後3時半(現地時間)に着くというフライト。
ちょうど太陽の動きと一緒に飛ぶのですーっと昼間のはずだ。
ところがいつの間にか夜になってしまった。

うーん、おかしいなぁ。何か思い違いをしてるのかなぁー、と考え続けたが、わからん
各座席の前にはモニターがあって、フライトトラッキング情報が見られる。【写真①】

機内のフライトトラッキングモニター
モニターには地球上の昼の部分は明るく、夜の部分は暗く表示されている
いまロシアの北の北極圏を飛んでる

それを見てわかった。
いまロシアの北の北極圏を飛んでるんだ。
いまは冬至で太陽は南半球を照らしている。だから北極の方にまで日光が届かないんだ。
白夜(びゃくや)」の反対で何というのか分からないが、そういった訳で夜になった(と思った)のだった。

機材はジャンボジェットB777で、私の座席はエコノミーで右側の窓から三つめ、アイル側。
窓の外はよく見れば空は完全な漆黒ではなく、ほんの少しほの明るかった。
窓の外が暗いので夜と勘違いしていたのだったが、実は夜ではなかった。

それじゃ左側は太陽が地平線に見えるはずだ。
席を立って非常口のところの窓を開けてみたら、やっぱりそうだった。【写真②】

地平線スレスレの太陽
太陽が南南西方向の地平線スレスレに見える
いまロシアの北の北極圏を西に向かって飛んでる

やっとのことで納得できうれしくなった。

機内は暗く、みんなスヤスヤお休みだったが、ひとり興奮していた。
成田からアムステルダムまでの飛行時間は11時間。退屈しのぎにはよかった。

2012.12.27






新しい年中行事の誕生

2012.12.27

きょう、年末年始の休暇を利用してヨーロッパ観光に出かけた。
便は成田発アムステルダム行きのKLM機。

エコノミー席で遅く乗り込んだので邦字新聞はもう持ち去られたあとだったが、隣の席の人に見せてもらった。
飛行時間が11時間もあるので時間を持て余し気味だ。
新聞を隅から隅まで読み返していたら『年明けうどん』の広告が目に入った。

年明けうどんのキャンペーン広告
これは朝日新聞(東京)の紙面

広告主は日本冷凍めん協会と年明けうどん普及委員会。
へーぇ、こんな年中行事を作るんだ。年越しそばの向うをはってこちらはうどんか。
白いうどんに紅いトッピングを添えるのが作法だという。
紅白は縁起物の象徴だ。
紅い具材なら桜海老の掻き揚げ、梅干し、紅い蒲鉾、ウインナソーセージ、明太子、キムチなど何でも構わない、とゆるやかな作法もにくい。
うまいアイデアだなぁ、と感心した。
「紅白」とするためか、「赤い」とは書かずにわざと「紅い」という漢字を使っている。

昔、平賀源内が土用の丑の日にうなぎの蒲焼を食べる風習を作ったのに似てるなぁと思った。
どれだけ定着するかは未知数だが、面白いと思った。

2012.12.27











ゆず湯で無病息災

2012.12.22

東京から深夜バスで京都に朝着いた。
ゆず湯
ウチに帰るとゆず湯が沸いていた。
きのうは冬至だったのだ。

冷えた体をゆっくりお湯に沈めると"ゆず"の香りがほのかにだたよってくる。
"ゆず"の鮮やかな黄色も目にしみる。
旅の疲れも癒される。

冬至にゆず湯に入るというのは日本の伝統だ。
これで無病息災になればありがたい。

2012.12.22






糺の森(ただすのもり)

2012.12.16

きょうは暖かかったので糺の森(ただすのもり)まで散歩した。

森の中に河合神社という神社があり、その境内に鴨長明(かものちょうめい)が『方丈記』を書いたという方丈の(いおり)のレプリカがあった。
若いころから慣れ親しんで「行くかわの流れは絶えずして・・・」という出だしもスラスラ言えるくらいに有名な『方丈記』。
その『方丈記』が書かれて今年は800年目だという。
それを記念して建てられたのかどうかは分からないが、レプリカを突然目にして「ヘー、これがあの“方丈”の庵か」となつかしく感じた。

これがあの庵かぁ
これがあの庵か

庵は醍醐(だいご)の向こうの方の日野(ひの)というところにあったと聞いていたが、説明に依れば鴨長明はここ鴨(加茂、賀茂。糺の森は京都の下鴨にある)で生まれ育った人で、だから名前を「鴨」の長明というんだって。
納得 !
それでレプリカも日野の山中ではなく、市中にある鴨長明ゆかりの地に置かれたのだろう。
こういったレプリカは古典を理解する助けになるのでありがたい。

方丈というからには、1丈四方。
10尺が1丈。
1尺は30cm。
だから、3m × 3m。
人が住む必要最小限の面積だろう。

しかし、普通の我々だったら、日本の四季に合わせて夏には冬のものを仕舞い、冬には夏のものを仕舞うからこういう訳にはなかなかいかない。

糺の森を訪れたのは初めてだが、森の中には澄んだ水のせせらぎがあり、色づいたモミジの葉が水底に散り広がってキレイだった。せせらぎの(まわ)りも一面、落葉のじゅうたんだった。
やはり自然の風景は目の保養になってありがたい。

2012.12.16












12が並んだ

2012.12.12

けさの新聞に『西暦2012年12月12日記念の金メダル』発売の広告が出ていた。
10万円以上もするメダルなんか買う人の気がしれない。
こんなん買って一体どうするんだろ。

でも、広告を見て「あそうか、きょうは12が3つも重なる日なんだ ! 」と気づかされた。
じゃ、12時12分12秒なら6つも重なるわ。
記念に写真でもとってみるか。
と思って撮ったのがこの写真。

12が並んだ時計
この時計は勤務先の会社創立50周年の記念にもらった電波時計
だから時刻は正確無比
私の仕事机に置いて愛用している
右下の 18.4 は温度、36 は湿度

デジカメは昔の一眼レフと違ってシャッターボタンを押しても実際にシャッター切れるのは1秒ほど遅れる。
10分ほど前から予行演習してピッタシ「12秒」で撮れるよう練習した。
そしてその瞬間 !

来年2013年には13月というのはない。
次にこのようなチャンスが巡ってくるのは2101年1月1日1時1分1秒だ。
88年もあとのことだ。
もちろんその頃には私は生きていない。

ま、こんな写真を撮ったからってなんのご利益(りやく)もないけど・・・・・。(笑)

2012.12.12




日本って広いなぁ

関ヶ原付近2012.12.10

朝起きたら道が薄っすら白かった。
きょう京都は初雪だった。

東京で用事があり、新幹線でトンボ返りした。
京都を出るときはちらちら程度だったのが近江八幡を過ぎたころから空は暗くなり本格的な雪になった。
関ケ原付近は雪で徐行運転。20分ほどの遅れが出た。(写真【上】は往路の車窓から)
雪は名古屋を過ぎるまで続いた。
しかし東京は雲一つない青空。
往復とも、富士山もご覧のようによく見えた。(写真【下】は帰途の車窓から)
帰りも関ケ原付近になるとどんよりと曇って雪だった。
15分ほどの遅れが出た。

日本って広いなぁ。

ところで関ケ原付近は東海道新幹線の冬のアキレス腱だ。
江戸時代の東海道は草津から東に向かって亀山・桑名を経由し、関ケ原を通らなかった。
昔の人はその辺心得ていたのだろう。
昔の人はエラいっ !!

2012.12.10


















薄氷がはった

2012.12.9

昼になって庭に出たら手水鉢(ちょうずばち)の表面が変だった。
氷みたいだが、まさか氷だと思えなかったが、近づいてみたらやっぱり氷だった。

050_薄氷9

けさ散歩したときそんなに寒く感じなかったし京都の気温が氷点下になっていたとは全く感じられなかった。

寒い地方の方々にとっては水たまりに氷がはるのはさして珍しいことではないだろう。
私だって昔は、水たまりに氷がはるのをよく見たし、珍しくはなかった。
最近まで長く埼玉県越谷市に住んでいたが、最近は氷がはるのを見たことがなかった。
きょうはあまり珍しかったので思わず写真を撮った。

インターネットでチェックしたらけさの京都の最低気温は0度だった。(ちなみにさいたま市は-1℃だった。越谷でも氷がはったのだろうか)

地球が温暖化して北極の氷が解け海岸線が後退する傾向があるとか森林が砂漠化するとかのニュースを聞くにつけ、私は温暖化に心を痛めていた。
寒い地方の方々にとっては申し訳ないが、私にとってこのように氷がはるのに接して少し安堵した。

2012.12.9















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shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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