面白い看板2連発

2013.11.24

私はいま京都市上京(かみぎょう)区というところに住んでいる。

きょうは「上京区民ふれあい史蹟ウォーク」というイベントがあったので参加した。
コースは北野天満宮から出て仁和寺まで 4.7km を歩くというもの。(コースは


文字どおり「史蹟」をめぐるコースで、龍安寺と仁和寺という世界遺産が2箇所も含まれるという“豪華版”だ。

史蹟もさることながら、歩いていたら「Specialite Dining Cafe」というレストランの看板が目に留まった。 (場所は上の地図の赤丸のところ)
なに? Specialite ? そんなコトバってあったやろか? とつぶやいたら、一緒に参加していた娘が specialized と言いたかったのんだろうとのこと。なあ~るほど。そうかもネ。
どういう食事が出てくるんだろう。

walk_07.jpg

そしてその向こうにピンクの看板で「日替わり定食 わからん」というのが見えた。
風変わりな名前だ。
きょうは面白い看板2連発。

walk_39.jpg

walk_39b.jpg道端にある小さな看板によると「定食?喫茶?居酒屋?わからん」
な~るほど。そういうことだったのか。
昼間は定食屋さんだが夜になると居酒屋になる。
それを逆手にとって「わからん」とは !!
お店の主人の柔軟な発想に脱帽した。

・・・ウォークはその後も続いたが、もう“面白い看板”は見つからなかった。

2013.11.24












物騒な話

記事2013.11.24

けさの新聞を見て驚いた。

中国が「防空識別圏」を設けたが、その圏内に沖縄の尖閣諸島も含まれているという記事だ。
(京都新聞 2013.11.24 朝刊 1面)
「防空識別圏」はその範囲までが領土だと言っているようなものだ。

記事は 1面に載っているものの、トップ記事は北アルプスでの雪崩の記事が占めており、中国の防空識別圏の記事はその下につつましく「日本がすでに設けている防空識別圏と重複している」と極めて冷静に書かれている。
しかしこれは中国の日本に対する明白な『宣戦布告』だ !!

これが日中逆だったら、あちらは官民あげて反日の大合唱だろう。
いや、大合唱では収まらず即刻軍事行動だろう。
まったく物騒な話だ。
中国の防空識別圏設定は「特定の国に向けたものではない」とトボけているところなど、話せばわかる相手じゃないのでタチが悪い。

日本人はおとなしいので事なきを得ているが、これは我が国だって『防衛上』黙ってはおられない。

中国の暴走は止められないものか。
国内不安を対外摩擦にすり替えているのか。

やはりここは日米協力、そしてASEAN諸国との連携しかない。

2013.11.24





よし笛の音色

2013.11.22

きょう、紅葉の具合をチェックするためウチの近くにある京都御苑を自転車でめぐった。
紅葉を撮ろうと思っていたが、あいにくの曇り空で色が冴えないので (あかんなぁ~) と思っていたとき、童謡「月の砂漠」のメロディーが聞こえてきた。

近づいてみると初老の女性がひとりベンチで縦笛を吹いているのだった。

「ミカンの花咲く丘」を吹く女性
楽譜を自転車の前カゴに洗濯挟みで止めている

通り過ぎてから引き返すときには曲目が変わって童謡「ミカンの花咲く丘」になっていた。
実はこの前も近くの公園で、男性がハーモニカで「ミカンの花咲く丘」を吹いているところに遭遇したことがあった。 (こちら、2013.6.27
こんどは女性の縦笛で「ミカンの花咲く丘」だ。

とにかく8分の6拍子の曲は耳になじみやすいが、とくにこの「ミカンの花咲く丘」は気持ちの安らぐメロディーで、私の iPod にも入れている位、私も好きな曲だ。

思わず自転車を止めてその女性に聞いてみたら「ここなら人の邪魔にならずに吹けるので・・・」とのこと。
笛は「(よし)笛」だという。
(よし)といえば<よしず>(葦簀)の材料だが、それよりずっと太くて、見たとこ竹のように固そうだった。
「へー これが(よし)ですか」と聞いたら「そうらしいですね。(吹き口を指さして)こっちは竹のようですが・・・」と見せてくれた。
音色は素朴な感じだ。

「私はこのミカンの花咲く丘が好きなんです」と言ったら繰り返し吹いてくれた。
お礼を言って立ち去った。
立ち去ってもまだ吹き続けてくれていた・・・

「ミカンの花咲く丘」を聞いた私はきょう一日気持ちがよかった。

2013.11.22





ルイサダのショパン

2013.11.21

きょう夜、京都のコンサートホールにピアノ・リサイタルを聞きに行った。
家内がショパンのワルツを聞きたいというので私の分を含めて切符を2枚手配してくれたのだ。
クラシックのナマ演奏を聞きに行くのは全く久しぶりだ。

ピアニストはジャン=マルク・ルイサダというフランス人。
日本ではずいぶん人気があるらしいが、私は知らなかった。
それほどクラシックから遠のいていたということになる。(恥)

思い入れたっぷりに緩急とりまぜ、ちょっと粘着質のある演奏が特徴だ。
これを<心で弾く>というのだろう。
ピアノ演奏テクニックは抜群にうまい。
でも私にとっては端正とは言い難くちょっとクセのある演奏だなと思った。

歌手でも最初のときは端正に歌うが(従ってレコードはこれが収録される)、ヒットして何度も歌っているうちに崩れてくる、あの(でん)だ。

多分、最近はこういう演奏がうけるのだろう。
或いはショパンの曲だからこういったことができるのかもわからない。
音楽に詳しくない、シロートの<感想>だけど、私には聞いていていささか疲れる演奏だった。
従ってよく居眠りする私もきょうは眠くならなかった。

演目はショパンの名曲ばかりで(あまり聞いたことのない曲もあったが)さすが<ピアノの詩人>と言われることはあるメロディーの連続だった。
実際私の iPod にはショパンのピアノ曲がたくさん入れてある。

アンコールで3曲演奏されたが、いずれも知らない、なんだかわからない曲だった。(尤もこれは私がシロートのせいなんだろうけど)
でも、ここは(リサイタルの)最後なので聞き易い<別れの曲>にするとか、何かポピュラーなメロディーを彼独特の演奏技巧で(協奏曲のカデンツァのように)<変奏>してみせるとかしたら面白かったのになぁと思った。
果たしてあれで聴衆は満足できたのだろうかなぁと思った。

日本にはルイサダのファンが多いと聞く。
リサイタルのあとロビーではルイサダのサイン会があった。
CDを買った人にはサインしてもらえるとあって、長蛇の列ができていた。

2013.11.21












使い捨てのお椀

2013.11.17

きょうは、私の住んでいる京都市内から30km以上離れた美山町(みやまちょう)に行った。
いまは「南丹市」(京都府)の一部になっている。
南丹とは旧「丹後」の国の、南方という意味で、全く味気ない名前だ。
東京近郊にJR南武線という路線があるが、あれは「武蔵」の国の南の方という意味だから、同じような手法による命名だ。
宮崎に日南(にちなん)海岸というのがあって「日向(ひゅうが)」の南なのでこれも同じ手法だ。

こちら南丹は「南」が上に来ている。

ところで、私の先祖はこの美山町の出身で、おじいさんが明治の中ごろ京都に出てこられ、そしていまの私がある。
先祖のお墓に花を供えたあと、紅葉が見ごろだというので、その美山町にある大野ダムというダムに行った。
さすがきれいだ。
天気がよけりゃ色はもっと冴えただろうに・・・

ダムのほとりの公園では「ふるさと鍋」と言って地元で採れた新鮮野菜を炊いたのがふるまわれていた。

もみじは真っ赤に紅葉していた
行列を作って「ふるさと鍋」を待つ

お汁はディスポーサブル(使い捨て)のプラスチック(ポリスチレン?)のお椀に入れて配られた。
味はこの上なくおいしかったし体も暖まったが、CO2を減らさないといけない時代なのにこらあかんなぁと心が痛んだ。
食べ終わったらみんなポイポイと大きなビニール袋(これも石油製品だ)に放り込んでいく。
(ま、私も同じ罪を犯したが。)
便利だけど、この便利さが人類におおきなしっぺ返しとなって返ってくるのだ。

ディスポーサブルのお椀でいただく


駐車料500円の「環境」協力は環境美化や環境保全という意味だろう。
地球「環境」まで考えていたらいいのだけど。

大野ダム駐車場


2013.11.17
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追記 2013.11.18
いまは「植物プラスチック」と言って植物でんぷん由来の使い捨てのお椀もあるらしい。
これだと土に埋めておけば腐って土に戻るという。
はて、きのう食べたお椀は「植物プラスチック」だったのだろうか。
そうだとよかったのだが。












天平時代の世界

2013.11.10

きょうは『正倉院(しょうそういん)展』を見に奈良にある奈良国立博物館へ行ってきた。

私の若いころ岩波書店から「岩波写真文庫」というシリーズが出版されていて、その中に正倉院の宝物(ほうもつ)を紹介したのがあって、繰り返し眺めていた。

私は京都に住んでいて「古都」などと言われているが、正倉院の宝物はそれより昔のものだ。
そんな古い時代にあって非常に手の込んだ工芸作品があって、正倉院の収蔵品はほんとうに日本の宝だなぁとず~っと思い続けてきた。
そして、奈良国立博物館では毎年秋に、そういった宝物の何点かを『正倉院展』と銘うって公開展示していることも知っていた。
しかし私にとって生涯このかた『正倉院展』を見に行くチャンスはなかった。

そしてきょう遂に『正倉院展』を見に行ったのだ。

遂に『正倉院展』を見に行った

今年の出展品の中で私が最も注目したのは「(へい) 螺鈿(らでん) (はいの) 円鏡(えんきょう)

鏡といっても昔は青銅製で丸い形をしており、顔などを写す面(鏡面)の裏側に装飾をするならわしになっていた。
もっと昔は「三角(さんかく) (ぶち) 神獣(しんじゅう) (きょう)」のように浮彫り(レリーフ)で装飾していた。

平螺鈿背円鏡
© 「じゃらん」の奈良旅行サイトから引用

ところがこれは・・・よく見ると螺鈿やカラフルな石で花をあしたったにぎやかな装飾だ。
聞くところによると、螺鈿に使う貝 ― 夜光貝は沖縄やフィリピンで採れるらしい。その他琥珀(こはく)はミャンマー産、トルコ石はイラン産、ラピスラズリはアフガニスタン産と推測されるらしい。
まったく世界中から素材を集めているではないか。

今のように飛行機もない。船旅だって危険だった。遣唐使の失敗例からわかる。そんな時代、イランとかアフガニスタン・・・とか、とっても考えられない位 遥か彼方だ。
シルクロードを伝わってきたのだ。
考えるだけで卒倒しそうだ。

正倉院にはその他、中近東製のガラスの器やラクダの絵をあしらった琵琶など、世界の広がりを感じずにはいられない名品も多い。

工芸の技の素晴らしさに加え、そういった世界文化が、地の果て、要するに「(きょくく)(とう)(ファー・イースト)の日本にまで伝わってきていることに深く感激する。

さらに、それを保存して後世に伝えたいと考えた光明皇后の発想。
さらに、それから1400年もの間保存してきた関係者。
もう気の遠くなる話ばかりだ。

深く感激した。

2013.11.10





進化するお弁当

2013.11.9

きょう近くのスーパーに寄ったら、『全国味だより』として各地の“銘産”弁当の催しをやっていた。
そこで、東京 恵比寿「焼肉チャンピオン」和牛焼肉弁当 を買って帰ったらパッケージの(おもて)に「あつあつ」と書いてあって、裏には「おいしいお召し上がり方」として
   「黄色いひもを勢いよく最後まで引き抜いてください」
   「熱い湯気に注意して手を触れないでください」
   「7~8分くらいで程よい熱さになりしばらく温かさが保たれます」
という説明があった。
へぇー
こんなお弁当があるなんて知らなかった。

obento13.jpg
2013.11.9

ひもを引っ張って7~8分くらい待った。
電子レンジのようにチ~ンと鳴らないのが物足りないが、結構熱くなっていておいしくいただけた。


2013.11.9

日本の食文化の進歩はとどまるところを知らない。
缶詰はナポレオンの発明らしいが、カップラーメン、お燗のできるお酒は日本の発明だ。
冷えた缶ビールもあると聞いた。
こんどは
あつあつ弁当か・・・

尤も考えてみたらお燗のできるお酒があったのだからあつあつ弁当の出現は時間の問題だったのかも分からない。
あるいは既に市場に出ていて私が知らなかっただけかも分からない。

焼肉弁当を食べた後、どうなっているのか見てみた。
お弁当の下、ちょうど“あげぞこ”のようになったところに「発熱ユニット」というものがあった。
まだ少し熱かったが見てみると
   「発熱材として生石灰と反応水が入っています」
   「飲食はできません」
   「発熱後は消石灰になり肥料等に再利用できます」
という説明があった。
へぇー なるほど・・・

ひもをひっぱて水の袋が破れるしかけのようだ。
まぁ、言われてみれば簡単な原理だ。
でも、お弁当も進歩するんだなぁと感慨深かった。
日本人は芸がこまかい。

2013.11.9









絵画の中の絵画

2013.11.1

きょうは東京で、仕事のために3つの会社をまわった。
最後の訪問先は汐留にあるS社。

受付の横に、同社のギャラリーでいま「森村泰昌(やすまさ)展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」のをやっているという告知が目に留まった。
仕事の打合せが終わって、もう予定はないしあとは京都に帰るだけだから・・・ と思って同社のギャラリー(銀座にある)にまで足を延ばしてみた。

森村泰昌は名画の中の人物に扮するパフォーマンスをやるので知られているが、今回は『絵画の中の絵画』といわれて名高いラス・メニーナスの登場人物8人に扮し、しかもその登場人物がカンバスから飛び出すという面白い着想だった。

そこで私も登場人物に加えてもらったところがコレ。


王女マルガリータは成長するにつれて何枚もの肖像画が残っているが、これは王女が5歳のとき。
ちゃっかりご一緒させてもらった。

この絵には思い出がある。
もう何十年も昔になるがプラド美術館に行ったときこの絵を飽かず眺めたのを思い出した。
それがきょう絵の中に溶け込めるなんて・・・
うれしくなった。

余談だが、森村泰昌という人は男にも女にも扮することができる不思議な顔の持ち主だなぁと思った。

2013.11.1









いらいら Windows

2013.11.1

けさ仕事で東京に行った。
行きの新幹線の車中でメール送受信したりしたあと、ノートパソコンの電源を落とそうとしたら
『コンピューターの電源を切らないでください
更新プログラムをインストール中(25個中 2個目)』
という Windows お馴染みのメッセージ。


きのうの晩、自宅でパソコンを終了するときこんなメッセージは出なかった。
一晩のうちに25個もたまったのか !?
ひぇー

場所は静岡を過ぎて新富士に向かっているあたり。
そのうちに終るだろうと軽く考えていたが、右側の「□個目」の数字がどんどん上って行かない。
そうこうするうちに長い長い丹那トンネルへ。
トンネルの中は電波が届かないからインターネットが切れるか心配したがどうにか切れないでトンネルを出た。
それでも小田原までは結構トンネルの連続。
右側の「□個目」の数字がなかなか進まない。

いらいらし始めた。
うーん、これには「あとからインストール」という選択肢はないんだ。(あればいいのに)

MicroSoft も Windows 8 などという進化か後退かわからないOSを開発してユーザーを惑わすよりも、こういった身近で地に足の着いた改良を地道にやってくれたらいいのに。
とグチのひとつも言いたくなった。
(尤も、スピードが遅いのは ポケットWi-Fi のスピードが下り最高 40Mbps と遅いからとも言えなくはないが)

新横浜に着いてもまだ「15個目」。停車中に「18個目」まで進んだ。
がんばれがんばれと声援を送っても相手は機械だ。
六郷川を渡って大田区に入ったところでやっと「25個目」。
やれやれ、とほっと一息ついたのも束の間、こんどは
『 Windows 更新プログラムの構成中
10% 完了
コンピューターの電源を切らないでください』
うひゃー。

いつもは何とも思わないプロセスがきょうほど長く感じたことはない。
(ま、無線LANのせいなんだろうけど)
品川になっもまだ 60%
終着駅東京の直前でやっと 100%
やっと緊張が解けた。

2013.11.1






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shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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