古典オペラに満足

2016.2.20

地元「京都新聞」に、同志社女子大学 音楽学科の学生たちが日ごろの成果の集大成としてオペラ 『フィガロの結婚』 を公演する、という記事が出ていたので行ってみた。

新島記念講堂、同志社女子大学京田辺キャンパス

会場入口に 「第29回公演」 と書いてあったので聞いてみたら、音楽学科では毎年このオペラ 『フィガロの結婚』 を公演していて、ことしで29回目だとのこと。
へぇー そんなに伝統あるのか。 長く続いているので感心した。

雨にも拘らず 会場は満員の盛況だった。

『フィガロの結婚』 は有名すぎて軽視するむきもあるようだが、変化に富んだいろんなメロディーが楽しめて、オペラによくある 死んだり人を殺したりする場面がなく、その上 このむちゃくちゃな展開 (例えば、結婚したいと熱望していた相手の男が自分の子供だとかいうナンセンスさ ! ) がおもしろい。
さらに、いろんな演出があり、その演出家の腕前を見せてもらうのもおもしろい。
だから私は、『フィガロの結婚』 は何度聞いても (見ても) 飽きない。

さて、公演だが、オーケストラも同じ同志社女子大学 音楽学科の現役の学生さんばかりで驚いた。(指揮者はプロの方だったが。)
もちろん、キャストも学生さんだ。
スザンナ、ロジーナ、ケルビーノ、マルチェリーナ、バルバリーナ。
尤も、多くの学生さんに演じてもらうため、幕ごと、場合によっては同じ幕でも前半と後半に分けて交代していた。
なるほど、うまいアイデアだ。
この辺の主なキャストは4年生が演じていた。
若い学生さんといってもみな声量があり、こまかい演技もなかなかのものだった。
しかも、原語 (イタリア語) だ !!!
本格的だ。

とはいうものの、女子大学なので、フィガロや伯爵、それにバジリオやバルトロ等の男性 (男声) はプロのオペラ歌手を呼んでいた。
彼らも手慣れたもんで、なかなかの好演だった。

オペラ『フィガロの結婚』の舞台
第Ⅲ幕 裁判が意外な結末で終わったところ 「あなたのお父さん?」 「これが母親」
ナンセンスにも程がある

オペラ『フィガロの結婚』の舞台
「これは なんだ まさか とれも信じられない
フィナーレでロジーナが現れ、伯爵が叫ぶ場面

通常省略されることの多い、第Ⅳ幕のマルチェリーナのアリア 「(オス) 山羊と(メス) 山羊は」、バジリオのアリア 「人生経験が乏しかったころ」も ちゃんと演じられていてうれしかった。
おかげで、公演時間3時間、それに2回の休憩(合計30分)を加えて3時間半の長丁場だった。
しかし、充実した演技で大いに満足した。

おもしろかったのがカーテンコールでの光景。
スザンナ、ロジーナなど女性キャストは交代で演じたため、6人のスザンナ、4人のロジーナが顔をそろえた。
非常に珍しい光景だが、ほほえましかった。

カーテンコール
カーテンコールで 珍しい光景が見られた

学生の公演ということで無料だったが、お金を払っても 十分見ごたえ・聞きごたえがあった。

2016.2.20












砂も積もれば丘

2016.2.10

地元京都の団体の一泊旅行「○○いで湯の旅」に参加し、きょう鳥取砂丘に立ち寄った。

鳥取砂丘に着く直前にバスの車内で、われわれの一行を歓迎するといって、ストラップになったガラスの小瓶入りの鳥取砂丘の砂が参加者全員に配られた。
「へぇー こんなん配ってええのか? 大事な砂やのに・・・」と思った。

それに、そもそも砂なんか貰ろても、なーんも嬉しうない。
お返ししようとしたら、隣にいた家内が「ほしい」と言ってふたつとも取ってしまった。

さて、バスから降りたら 鳥取のマスコット「トリピー」がお出迎えだ。

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案の定、砂丘の入口には「砂丘内の砂の持ち帰りは自然公園法で禁止されている」という注意書きがあった。
そりゃそーだろう。

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砂丘へ行く階段にも、「砂の持ち帰り禁止」 と大きな文字で注意を喚起していた。

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それなのに、地元ではこんなのを作って歓迎しているのだ。
無神経にもほどがある。
それとも、観光客は「持って帰って」はいけないが、瓶に詰めるのは「持ち帰り」ではないというのか。

砂丘では、風紋のできた砂原が歓迎してくれた。

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広い砂丘が見渡せた。

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ガラスの小瓶に入った 「鳥取砂丘の砂」 と称する物質が、ほんまもんの砂とちごて、ニセの砂 であることを祈った。
小瓶の中の砂はわずかな分量でも、「ちりも積もれば・・・」 なんとやら だ。

2016.2.10





【過去の関連記事】 砂に関する心配ごと
「砂走り」でズリ落ちる富士山の砂 (2013.1.5)













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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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