50万人の大観衆

2016.3.26

きょうの夕刊に、キューバで行われた ローリング・ストーンズ のコンサートに50万人が集まったという記事があって考えさせられた。

2016.3.26 付け日本経済新聞 夕刊 p.3
2016.3.26 付け日本経済新聞 夕刊 p.3

50万人はとてつもない数だ。

日本でも、反政府集会が開かれたら「主催者調べ○○人、警察の調べだと○○人」・・・ というように、数字がすいぶん食い違っていることがある。
主催者は数字を大きくしたい気持ちはわかる。
50万人というのはこの伝で、主催者が数字を膨らませたのは想像に難くない。
でも、数字を誇張したいと思うほどに 人々が熱狂したということだろう、と思った。

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ソ連が崩壊して四半世紀。
頑迷に社会主義を墨守するのはキューバと北朝鮮だと言われるようになって もう久しい。

そのキューバでこんなに群衆が集まる・・・
残るは北朝鮮だけになりそうだ。

2016.3.26












花より団子か

2016.3.26

ことしの京都市内の桜(ソメイヨシノ)の開花宣言は3日前だった。
しかし、枝垂桜は早く咲きだす種類がある。

きょう、近くの本満寺というお寺の枝垂桜を見に行ったらちょうど見ごろだった。

本満寺の桜

近くにいる女性に聞いてみたら、その方はここ1週間毎日ここへ見に来ておられるそうだが、「きょうが最高や。天気予報ではあした遅く雨になるというし・・・」とのご託宣。
おお、ラッキー !!

「(このお寺の桜が)数年前に地元のテレビで紹介されてから、見に来る人が急に増えた」「その前は(花見に)訪れる人はほとんどなかった」
へぇー
「見に来る人が急に増えた」とは言っても、私にしてみたらそんな大したことはなかった。

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その花見の帰り、お寺の花見とは比べ物にならないくらいの群衆がお餅やさんの前に行列していた。

ふたば


こりゃ 『花より団子』 じゃないか。

このお店の前を通るたびに 店頭に長蛇の列ができているのはよく知っているが、お餅は買ったことがなかった。
きょうの列は短そうだから(野次馬気分で)並んでみた。

列で私の後ろの人に「何が人気があるんですか」と聞いたら「豆餅」だという。
1個 175 円で、1人3個位は食べられる、とのことだった。
それで私は6個買った。
40分待ちだった。
(私の後ろの人は「(ときには)2時間位待つこともある」と言っておられた)

豆餅

これがウワサの豆餅
中にはこしあんが入っていておいしかった。

でも 『花より団子』 かと聞かれれば、きょうは 『団子より花』 と答えたかった。

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豆餅を買う行列で私の前のに男女二人連れがおられた。
聞けば、けさ一番の新幹線で東京からきて、午前中は(大津経由で)比叡山延暦寺に行ってきた、という人だったが 「もし時間があるなら、すぐそこのお寺の枝垂桜が見ごろですよ」 と花見を勧めた。
お餅を買い終わったら私に「じゃぁ、お花、見てきます・・・」と言い残して 本満寺の方向に向かっていかれた。
果たしてそのお二人の(花見の)ご感想やいかに?

2016.3.26



【過去の関連記事】 見て歩る記 京都編(京都府も含む)
ただし、2015年以降、2014年以前はこちら

花より団子か(2016.3.26) 本満寺
軒端の梅(2016.3.5) 東北院
紫野の義経と弁慶(2015.11.8) 紫野地区
京都検定のお勉強(2015.11.1) 妙心寺
人気ナンバーワン (2015.10.4) 伏見稲荷大社
巨椋池跡を歩く (2015.9.27) 太閤堤、填島城跡
1年の折り返し(2015.6.30) 白峯神宮
「投」薬とは (2015.3.15) 東福寺
迷路の京都(2015.3.7) 『辻子』
雪で明けた新年の初詣 (2015.1.2) 上賀茂神社















軒端の梅

2016.3.5

梅のほころぶ季節になった。

平安中期の女流歌人 和泉(いずみ)式部が()で、それが伝説となり謡曲にもなった白梅が京都市内にあるというので、出かけてみた。

その謡曲は「東北(とうぼく)」というのだそうだ。

和泉式部がなくなって何年かのち ・・・・・
東国から諸国を行脚(あんぎゃ)してきた一人の僧が、たどりついたのが、和泉式部が仕えていた上東門院(藤原彰子) 発願のお寺、東北院(とうぼくいん)。
そこには梅が見事に咲いていた。
その僧が梅に見とれていると女性が現れ、これはその昔 和泉式部が愛した『軒端(のきば)の梅』で、自分は梅の主だと言い残して黄昏の木陰に姿を消す。
僧が木陰で法華経を唱えて供養していると朧月夜の闇の合間から艶麗(えんれい)な和泉式部の霊が現れて、ありし日の東北院での生活の様子、和歌を()むことの功徳(くどく)、そして歌によって得た仏法の有難さを語り、舞を舞う。
やがて別れを告げて方丈に消える。
旅の僧は夢からさめると仄かに梅の香りが漂っていた ・・・・・


文字どおり夢を見るような話だ。
それでいて、和歌の功徳と、仏法の有難さを巧みに織り込んである。

東北院は上東門院の父(藤原道長)が建立した法成寺(ほうじょうじ)の東北に建てられた。
それがお寺の名前の由来だそうだ。
それが何度も火災にあい軒端の梅も植え替えられ、元禄の頃、東北院は現在の吉田山の東(京都市内)に移転してきたという。
だから、そんな由緒ある梅の木も、和泉式部の愛した梅の面影がどの程度残っているか疑問だ。

これがいまの東北院

これがいまの東北院。
軒端の梅は見るからに老木で、倒れないように棒で支えられていた。

軒端の梅1

でも季節には正直で ちゃんと白い花が咲いていた。

軒端の梅2

目で楽しむというより、謡曲の話に思いを馳せて、感性で楽しまねばならないようだ。

ところで、もともとのお寺は多分「とうほくいん」と濁らなかったと思われるが、世阿弥(ぜあみ)が作った謡曲の演目では「とうぼく」と濁るらしい。
だから、お寺の名前も「とうぼくいん」と濁る。
とかく日本語はむつかしい。



2016.3.5





【過去の関連記事】 観梅編
紅梅づくし (2014.3.1) 北野天満宮
五葉の松 (2013.3.3) 梅宮大社












再び「聚楽第」

2016.3.4

竣工直後に失われてしまって 余り知る人のない聚楽第(じゅらくてい)を紹介するテレビ番組の録画収録があった。
BS日テレ『京の極み』である

地上には、聚楽第遺構の高低差などわずかな痕跡しか存在しない。
聚楽第の建物の遺構や石垣など全くない。
だから、聚楽第はとても紹介しづらいと思う。

それを、俳優の船越栄一郎さんが 専門家に説明を聞きながら 京都の街を歩くという番組だ。

聚楽第は 2年前、NHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組で取り上げてもらったことがある。
再び聚楽第だ。

テレビ番組作成クルー

ウチの横には「聚楽第(あと)」という石碑がある。
テレビ番組作成クルーは丁寧にあいさつに来られた。
家内が、船越栄一郎さんに『京の極み』はよく見てますよ・・・などと話かけたら、船越さんも気軽に応じられ、最後には一緒に記念写真にも収まっていただいた。

その気さくな態度に感心した。
船越さん演じる狩矢警部の話は私も大好きだ。

2016.3.4











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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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