忖度とマナー

2018.2.4

私のウチのちかくにバス停かある。
JR京都駅まで行くバス路線だ。
自分のみぢかな 『足』 として便利に使わせてもらっている。
実際、京都市内はバス路線が縦横に設けられ、バスは 『市民の足』 となっている。

一方、京都は観光地として多くの人が訪れる。
バスは市内のほとんどどこまで乗っても230円で、1日乗車券(ワンデーパス)500円を買えば1日何回でも乗り降りできる。
そんな訳で、観光客にもバスの人気が高い。

先日、そのバスに乗ったら、なんと4人掛けの席を二人で占めて、手前の一人は4つのスーツケースをかかえ、向こうの一人はベビーカーとスーツケースをかかえていた。

大きな荷物
たまたま見た風景 2018.1.29

京都を訪れる観光客が大きなスーツケースをバスに持ち込む光景はよく見かけるので何とも思っていなかったが、この光景にはいささか度を超していた。
偶然カメラを持ち合わせていたので、ちょっと撮らせてもらった。

ベビーカーがあるのに赤ちゃんがいないな ・・・ と思ってうしろの座席の方を見たら、その家族らしい人が乗っていた。
聞こえてくる話声から中国人らしかった。
ということは、中国人家族(2家族?)かなと思った。

通路が大きな荷物にふさがれて通りにくい。
たくさん人が乗ってきたら困るだろうな ・・・ と私は他人(ひと)(ごと)ながらヒヤヒヤした。
幸い、あまり乗ってくる人が少なくて事なきを得た。
私は途中で降りた、といっても終点の京都駅近くまでだったが、彼らは乗ったままだったので恐らく終点まで乗ったのだろうと思う。

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ところがきょうまた同じバス路線で同じような光景を見た。
こんどは4人掛けに4人座っていた。(但し、旅行者は手前の3人で、一番向こうの1人は地元の市民らしい)

大きな荷物
きょう また あった風景 2018.2.4

手前の男性はスーツケース2つの他、背中にも荷物を背負っているようだ。
京都駅行きのバスなので彼らは海外旅行者と思われるが、どこの国からかは特定できなかった。
(雰囲気から察するに、彼らも中国人らしかった。)

今回も先日同様、あまり乗ってくる人が少なくて事なきを得た。
(私は途中下車したが、少なくともそこまでは車内トラブルはなかった。)

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私が見かけた2つのケースでは、いずれも車内が混雑してなかったのでよかった。

京都の市バスに大きな荷物を持ち込むので、市民が困っているという声は以前から聞く。
でも、京都は 『国際観光都市』 だし、観光客のおかげで潤っている面もあるので、私は 「あんまり苦情は言わんほうがええ」 と思っている。
規則でも、高さ 1.8 m 以下のものは車内持ち込み可だそうだ。
だから、バス側も何とも言えず、京都市交通局は「お手上げ」とこぼしている。

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「忖度」(そんたく)というコトバがある。
去年、森友学園問題や加計学園問題でおおいに使われ、ついに去年の流行語大賞に輝いたコトバだ。
本当なら、旅行者は「忖度」、すなわち、他の乗客に迷惑だろうなぁ・・・ と 「他人の気持をおしはか」 って、タクシーを使うとかの配慮をするといいのだが。
(実際、タクシー料金も割り勘すれば一人あたりはけっこう安くなるはずだ。)
まぁ、それが 「マナー」 というべきものだろう。
法に触れなければ何してもいい、では世のなかは世知辛くなるばかりだ。
日本人ならその辺を 「忖度」 して 「マナー」 を実行するのだろう。

昔の中国は孟子、孔子を産んだ国で、その礼節は我々日本人にとっても人生の(かがみ)としている。
その同じ人種がどうしてこうも堕落したのか。
いつも不思議に思う。

経済大国になった彼らも、世界中で評判が悪い。
「忖度」 して 「マナー」 を実行したら、彼らの 『株』 も上るのに 惜しいなぁ と思った。

2018.2.4






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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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