自転車通行を安全に

2018.5.22

京都は、際限なく広がる東京とは異なり、いわゆる市街地域は狭い。
だからどこへ行くにも自転車が便利だ。

うちの前の道は両側に歩道がある比較的広い道で、バスの路線となっている。
その上、市内の東西に抜けるのに便利な道らしく、タクシーの通行量が多い。(と複数のタクシーの運転手さんから聞いた。)
もちろん一般車両もトラックも通る。

このように交通量が多い。
車道を自転車で走るのには勇気がいる。
だから、みんなは歩道上を走る。(左側通行に従わない人も多い。)

しかし歩道が狭いので、歩道上は自転車通行禁止となっている。
それを守ろうとすれば、危険を承知で車道を走らなければならない。

標識拡大
歩道は自転車通行禁止 (下の写真の四角い白枠の部分を超拡大した画像)

といっても余り自転車の交通事故の話は聞かない。
でも、事故が起こってからでは遅い。
市当局か警察かわからないが、それを見かねたのだろう。
きょうついに、車道上に自転車通行レーンの道路標示が描かれた。

路面標示施工
路面標示施工作業

この自転車通行レーンの道路標示は “全国統一規格” がないそうで、各自治体ごとにデザインが違うそうだ。
(クルマの交通標識は全国どこへ行っても同じだが。)

各地の標示A
各地の標示B
全国各地の標示

インターネットサイトを眺めるとブルー系が多いようだ。

ところで、この京都の矢羽根は何色か?

ベンガラ色
矢羽根の色はベンガラ色

インターネット上で探してみたら京都市が平成 28 年 8 月に作成した 『京都市自転車走行環境整備ガイドライン(案)』 というのが載っていた。
ベンガラ色それによると、
自転車通行空間(車道部)
京(みやこ)のみちデザインマニュアルに基づき,ベンガラ色(色相2.5R,彩度4,明度6)を用いる。
とある。
◆ 『京都市自転車走行環境整備ガイドライン(案)』 p.15 に載っていた色見本

へぇー、これがベンガラ色か。
ベンガラは漢字で 「紅殻」 と書くが、その 「紅」 が示すとおり赤系統の色だ。
私は色弱なので道路上の矢羽根はずーっと緑色かと思っていた。
この色見本で見るとたしかに赤い。

矢羽根をベンガラ色にした理由を知ろうと思って京都市の建設企画課が作成した 『京(みやこ)のみちデザインマニュアル』 (平成 25 年 3 月改訂)を見たが、「既に使われているから」 とか、「経済的に安上がりだ」 とか書いてあるものの、この色を選定した理由は書かれていない。
「既に使われている」 ということから善意で想像するに、紅殻(べんがら)格子が 京町家 の特徴のひとつの要素になっているからと思われる。
(でも、色弱の私の感覚からすればみんなチョコレート色とかこげ茶色に見えて、こんな赤い紅殻格子の京町家は稀だ。)

まぁ、これで自転車が安全に車道を通れるようになればいいのだが。

2018.5.22







筆者のプロフィール ↓

shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

最近書いた記事 ↓
月別アーカイブ ↓
このブログ内を検索できます ↓
管理者専用 ↓