近衛邸の桜と目配り

2019.3.27

けさ10時すぎ、天皇、皇后両陛下が京都御苑内にある近衛邸跡に来られている、との情報を耳にしたので現地に急行した。

近衛邸跡といえば、枝垂桜の名所だ。
しかし私が到着したときは、両陛下は花見を終えて近衛邸跡から出てこられ、車に乗られる直前だった。
うーん、一瞬遅かった。

両陛下
2019.3.27 10:57 AM

スクロール

両陛下が手をふられている様子を、はるか遠くから かろうじてカメラに収めることができた。

広角2

近衛邸跡に行ってみたら、興奮冷めやらぬ様子の報道陣がくつろいでいた。

報道陣
2019.3.27

4日前、3月23日の近衛邸跡枝垂桜は いままさに 満開だ。

ちなみに、こちら()は 4日前、3月23日に私が近衛邸跡を訪れたときのようす。

私はこのときすでに満開だと思ったが、いまこうして両方の画像を比べてみると、やはり4日前は花が少なかった。
きょうの方がよく咲いている。

桜の花も、きょうの両陛下のご訪問にあわせて咲いたかのようだ。
その自然の妙に宮内庁職員も満足されたことだろう。

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ところで、天皇、皇后両陛下は来月退位される。
それで、お花見の後、両陛下は宮内庁職員をねぎらうパーティーに出られたという。
そしてその場で天皇陛下は、日ごろ京都御所と離宮、正倉院、陵墓を維持管理していただいてありがとう、との感謝のおことばがあったという。
京都御所だけでなく、離宮(修学院離宮、桂離宮)、正倉院、陵墓、と確かな目配りに感心した。

2019.3.27







神秘的な深い味

2019.3.20

77歳になって生まれて初めてというのも恥ずかしい話だが、きょう 『濃茶』 (こいちゃ) をいただく機会があった。

抹茶は 「お薄」 (おうす) としていただくことはしばしばある。
なかなか深い味で、煎茶とは別のものだ。

ところがきょうの 『濃茶』 は、同じ抹茶でもまったく別物だった。
ビリジャン色のどろっとした液体が器の底に溜まっていて、器の壁にもまとわりついていた。
緑色の絵具みたいだ。
えーっ ?! これが 『濃茶』 ?
なるほど、名のとおり濃いわ。

濃茶
ビリジャン色のどろっとした液体

恐る恐る 軽く一口いただいた。
飲むというより “すする” という感じだ。
どろっとしたものが口の中に入るとどうだ。
濃厚でかすかに苦い感じがする。
でも いやな感じはしない。
馥郁 (ふくいく) とした味が口の中に広がり、茶葉の香りと相俟って、なんとも言えない神秘的な味 だ。

『濃茶』 はガブガブ飲むものではないが、口の中でゆっくり味わえば くせ になりそうな味わいだ。
利休がふるまったのもこの 『濃茶』 だったのだろうか。

コーヒールンバに 「しびれるような香りいっぱい」「こはく色した飲みもの」 (中沢清二・詩) という一節があるが、この 『濃茶』 もそれに劣らない。

しょっちゅう飲むものではないが、そのお茶屋さんできょういただいた抹茶を買い求めた。
1缶(20g) ¥2,160 (税込) だった。
なかなかの値段だ。
でも これで自宅でも 『濃茶』 を楽しめるわけだ。

まぁ、飲む宝石 といったところか。

2019.3.20






一歩前進

2019.3.15

京都には地下鉄もあるが、公共交通機関の主役は市バスだ。
観光客もよく利用している。

市バスには「系統番号」という1ケタから3ケタの番号がふられていて、「○○へは□□番のバス」というように普段使っている。
私は日常、困っていそうな人を見つけたら 「□□番のバスに乗って ・・・ 」 というように助けてあげている。

ところが 数字がふられていない路線がある。
例えば、JR京都駅と二条城・金閣寺を結ぶ 「二条城・金閣寺エクスプレス」 は数字でないし、JR京都駅と伏見稲荷を結ぶ 「南5」 には数字の他に日本語「南」が含まれている。
だから、「□□番のバスに乗って ・・・ 」 というように案内できない。

この2系統 「二条城・金閣寺エクスプレス」 「南5」 は観光客がよく利用する路線で、外人もよく利用する(ハズだ)。
バス路線は数字でなくても 日本人なら問題ないのだが、外人は漢字が読めない。
だから外人観光客に 「この二条城・金閣寺エクスプレスで 金閣寺に行けます」 と言っても尻込みして乗らない。
「南5」 も同様で、英語で Minami Five と言っても South Five と言っても 「南」 という漢字が読めないので外人に伝わらない。

この点、私は普段から周りの関係者に問題提起し、京都市交通局にも 「数字にするよう」 提案していた。
なんといっても数字は最も単純な 「国際言語」 だ。
交通局の反応は 「おたくのご意見は実現するとは限りません」 との冷たいものだったが、まぁ 「はい、スグやります」 とは言えないだろうから、仕方ないな、と思っていた。

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きょう市バスに乗ったら、窓に張り紙があった。

ポスター
きょうバスの中で見た張り紙

そこには、あした3月16日から 「二条城・金閣寺エクスプレス」 に 「急行111号系統」 の系統番号を付加します。と書いてあるではないか。 (上の写真の白いワク内、下はその部分の拡大。)

ポスター
二条城・金閣寺エクスプレス は 111号 になる

正確には 「二条城・金閣寺エクスプレス」 が 「111号」 になるのではなく、「二条城・金閣寺エクスプレス」の名前はそのままで、「111号」という系統番号を併用するらしいが、とにかく外人には Hundred-Eleven または Triple-One で通じそうだ。

ありがたい。
国際観光都市・京都にとって一歩前進 だ。
よかった。

ただ、「南5」 は未解決のままだ。
行政の腰が重いのは毎度のことだが。

2019.3.15







もったいない検査

2019.3.15

数日前、家内が目にできものができた(のに気づいた)。

近くの眼科医院に行ったら、まず視力検査 から始まった。
メガネをつくるためでも、自動車運転免許をとるわけでもないのだけど、おそらく視力検査は「目の基本情報」なんだろう。
人にとって 身長・体重・体温 みたいなもんか。
まぁそう思って自分で納得した。

できものは、眼球の後ろにある脂肪が前の方にしみ出てきたものだという診断だった。
しかしここでは手術できないから、というので、総合病院を紹介された。

きょうその総合病院(の眼科)に行った。
すると、また視力検査室 にまわされた。

視力検査室

へぇー、こないだ受けたばかりなのに ・・・
視力の検査結果はどこでやってもおそらく同じだろうに。
時間も費用も もったいないなぁ
視力データは、地元の眼科医院と総合病院の眼科の両方で共有できたら便利なのになぁ。

そういえば偶然、けさの日経新聞に 「診療データ共有 形骸化」 という記事がでていたなぁ。
ウチに帰ってから、その新聞記事を詳しく読んだ。

新聞
© 日本経済新聞 2019.3.15 朝刊

記事によると、診療データを病院や診療所間で共有する 『地域ネットワーク』 は全国で 210 もあるという。
そもそも、診療データ共有ネットワークが乱立しているではないか。
京都にはいくつのネットワークがあるか記事には書かれていないが、例えば大阪には 23 ものネットワークがあるとのことだ。
そして、それらのネットワーク構築に350億円以上を補助金として公費を投じたにも拘らず、ネットワークに登録している患者数は137 万人で、国内人口のわずか1%だ、というのが記事の趣旨だ。

都道府県が 47 なのに、診療データ共有ネットワークが なんで 210 も乱立するのか不思議だが、全国1本化して、マイナンバーでデータ共有できるようにできないのか不思議だ。

実現をはばむ一番の要因は、おそらく 「診療データは最もプライバシーにかかわる情報だ」 「そんなプライバシー情報を国に管理されてたまるか」 という国民感情ではないか。
日暮れて道遠し。

2019.3.15






進化するトイレ

2019.3.6

きのうから2日間、広島へバス旅行する機会があった。
京都から山陽自動車道へは、去年全通した新名神高速道路が近道となる。
バスはトイレ休憩として、その新名神高速道路にある 「茨木千提寺PA」 というパーキングエリアに立ち寄った。
売店もなくトイレしかない簡素なパーキングエリアだが、トイレを見て感心した。

トイレ

なんと、便器の上に手洗いの水道がついているではないか。
用を足したあとすぐ手を洗えるのがミソで、まぁ便利といえば便利だが。
もちろん、手を近づけると水が出る自動式だ。

トイレ


以前(2012.8.1) 同じ新名神高速道路で 個々の朝顔の間に仕切りのあるトイレを見た。
同じ新名神高速道路ということは、「進化」 ではなく 「実験」 かもわからないなと思った

2019.3.6







はじめて飲む味

2019.3.6

ノンアルコールビールなんてのは飲むことがないと思っていた。

きのうから2日間、広島へバス旅行する機会があった。
帰途、ちょっと口がさびしくなったので、サービスエリアでビールを買おうとしたら 「ビールは置いていません」 と言われた。
なるほど飲酒運転をなくすためには必要な措置かも、と納得した。
しかし・・・
例えば、4人乗り乗用車なら運転するのは1人、残りの3人はハンドルを握らない。
その1人のために3人が犠牲になるということか。
残りの3人が飲んでいたら運転する1人は 誘惑に負ける 可能性があるということか。
なんか、もひとつ腑に落ちなかった。
きびしいな、日本は。

そんなことを考えながら店内を歩いていたら 「ノンアルコールコーナー」 があって、ビール、水割り、梅酒が置いてあった。
ついつい買う羽目になった。

ビール

スーパードライに似せたデザインの缶。
下には小さく 「目指したのは最もビールに近い味」 とある。
なるほど。
どんな味がするのか興味津々で口にした。

ビール

先入観ぬきに味わってみたが、やはりどこかビールと違う
1缶飲むのに時間がかかった。
まぁ、飲まんにこしたことはなさそうだ。

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添乗していた旅行会社の人に 「(高速道路でビールを売ってないのは)常識ですか?」 と聞いたら、常識か否かの回答はなく 「サービスエリアにはコンビニもありますが、アルコール飲料は一切置いてないですね」 とのことだった。
へぇーそうか。
きびしいな、と改めて認識させられたのだった。

2019.3.6







世界遺産の景観

2019.3.5

きょうバス旅行で広島へいく機会があった。
広島といえば、世界遺産に登録された 『原爆ドーム』 だ。
だから最初に下車したところは 『原爆ドーム』 を対岸からながめられる平和記念公園。

目にしたのは 『原爆ドーム』 の後ろに黒いビルが建つ醜(みにく)い風景。

ドーム
景観台無しの光景

添乗していた旅行会社の人にきいたら 「おりづるタワー」 だという。
私が ここに来るのは約15年ぶりだ。
「あんなの、以前 なかったですよね」 と聞いたら 「去年できました」 「展望台になっています」 という。
なるほど、あちらにしてみれば 『原爆ドーム』 を俯瞰できる絶好のポイントだろうな。
でも、こちらから見た場合は 景観台無し だ。

少し歩いて平和の灯から慰霊碑の方にくるに従って後ろのビルは次第に 『原爆ドーム』 から遠ざかる。

ドーム
慰霊碑から

まぁ、要するに撮影ポイントをずらせば問題ない、ということか。
それにしても惜しい。
広島の人はどう思っているのだろう。

2019.3.5






優美で豪華

2019.3.3

きょう、京都御苑の中にある 京都御所 に入る機会があった。
ガイドさんの説明に従ってみて回るうちに、御常御殿(おつねごてん)の前にある紅白の梅が満開だった。

紅白梅
御常御殿の前にある紅白梅

ふだん見る 京都御苑 の梅と異なり、手入れも行き届き見事な一対の梅だ。
王朝文化 を垣間見た心境だ。
こちらは右側の白梅。 ↓

白梅
こちら白梅

もう散り始めているみたいだ。

白梅
白梅

こちらは左側のピンクの紅梅。 ↓

紅梅
こちらピンクの紅梅

華やかを通り越して豪華な花だ。

紅梅
紅梅


優美で豪華

こちらは見事に満開だ。
いつまでも見飽きない。

2019.3.3





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shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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