クラフトビール

2019.4.29
かつてホワイトビール( “クラフトビール” )を飲んだことがあった。( こちら、2017.4.22
きょう京都の街を歩いていたら クラフトビール のお店があったので入ってみた。
あのときのフルーティーで新鮮な風味を思い出した。

わが国ではまだ クラフトビール は珍しいせいか、6種類のクラフトビールが 「飲み比べ」 できるメニューがあった。
そのセットと、それとは別に6類のうちのひとつ 「コープランド」 という ピルスナービール をオーダーした。

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6種類の 「飲み比べ」 セット と ピルスナービール

6種類のビールが 「飲み比べ」 というのは、確かにいろいろな クラフトビール が楽しめてありがたいのだが、バラエティーに富んでいて 麦をローストした黒ビールや、柚子と山椒(さんしょ)風味、果てはラズベリー風味とか、うーん、やっぱり 「珍しい」 というだけで イマイチ いただけないなぁ。

私には、定番ともいえる ピルスナービール がやっぱり一番おいしかった。
ビールは グイグイ 飲んでうまいものだ。
ところが 「飲み比べ」 といわれると、つい チビリ チビリ やってしまう。
日本酒じゃないんだからね。

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やっぱりおいしいピルスナービール

隣りのテーブルを見たら、先客だったが飲み比べビールがほとんど残っていた。
話しに夢中になっているせいかもわからないが、チビリ チビリ やってるとこうなるんだろう。
グーッと飲み干したらいいのに。
惜しい。

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つい チビリ チビリ やってしまう 「飲み比べセット」 (隣りのテーブル)

ピルスナービール はうまいね。
ほろ酔い気分で店を後にした。

2019.4.29







明智藪はいま

2019.4.18

天正10年(1582年)6月13日。
本能寺の変で織田信長を倒したその11日後、山崎の合戦で羽柴秀吉に敗れた明智光秀は、なおも勝竜寺城(現、長岡京市)に籠って抵抗。
しかし利あらずして、その夜、雨と夜陰にまぎれて城を脱出。
自らの本拠地・坂本城を目指したが、その途中、山科の小栗栖(おぐるす)の藪の中で落武者狩りが繰り出した槍に脇腹を突かれて落命した。


これは明智光秀の最期を語る有名なエピソード。
きょうは機会があって、私の属するグループの人々と小栗栖を訪ねた。

現地に近づくと、地元の団体が建てた碑があった。

明智藪
明智藪の碑(平成3年2月建之)

右の説明碑には
途中小栗栖の附近にさしかかったところを信長の近臣小栗栖館の武士集団飯田一党の襲撃によりあえない最后を遂げたといわれている。(原文のまま)
と書かれている。

小栗栖の竹藪は 『明智藪』 と呼ばれているのだ。

ガイドの方の説明では、当時は近くに小栗栖城があり、その城主が飯田左近将監(飯田左吉兵衛?)という人物だという。
その飯田左近が率いるのが「飯田一党」という武士集団で、飯田氏は織田信長の近臣だった、という。
小栗栖城の跡はいま小栗栖八幡宮になっており、実際行ってみると小高い丘になっていた。
飯田家は小栗栖八幡宮の神主も兼ねていたという。

飯田左近が織田信長の近臣なれば、明智光秀がそれを知らないはずはなく、どうしてこんなところを通ったのか。
たしかにここは山崎と近江の坂本をむすぶ近道だから、この道を急いだのか、或いは夜陰で道を間違えたのか、その辺はわからない。

石碑の横の矢印に従って進むと急に開けて明るくなった。

明智藪
明智藪へ向かう

そして、そこには 『明智藪(あけちやぶ)』 と書かれた木の新しい標識が建てられていた。
ここが殺人現場という訳だ。
しかし、現場付近にはパワーショベルが入り、目下開発中らしかった。

明智藪
ここが討たれた現場

マンションが建つのか公園になるのか。
いずれにしてもえらい明るいところだった。

明智藪
明智藪を示す新しい標識

ガイドの方から、5年ほど前にここを訪ねたときの写真を見せてもらった。
当時は鬱蒼としていたようだ。

明智藪

明智藪
2014年11月8日撮影

ガイドの方によれば、それこそ、夜陰に乗じて討たれた・・・ と思える場所だったそうだ。

しばらく行くと 「飯田」 という表札のかかった家があった。
ガイドの方が飯田さんから聞いた話では、飯田は偶然の一致にすぎず、飯田左近の末裔ではないという。
しかし、立派な家だったので 「もしかして・・・ 」 と思わせた。
仮に末裔かなにかの縁者としても、殺人犯の末裔か縁者とは思われたくない思いだろう。
4百数十年昔の話だ。

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永年保存されてきた歴史の舞台「明智藪」もいまは切り開かれて失われてしまった。
単なる郷愁でなく、残念だ。
きょうの私でした。

2019.4.18



【過去の関連記事】 明智光秀に関連するストーリー
明智風呂 (2015.11.1)





なぁんだ珍しくない

2019.4.7

我が家のプランターに植えてあるゼラニウム。
かつては赤い花がよくついたが、気のせいか最近は花があまり咲かなくなっていた。
それでも背丈だけは大きくなるし、1年以上もほったらかしにしてあった。

そのプランターのゼラニウムの土に雑草が繁り、薄紫色の小さな花がたくさんついていた。
春の訪れ だ。

雑草
雑草が繁り、薄紫色の小さな花がたくさんついていた

おやおや? なんの花だろう。

雑草
特徴ある形をしている

ぐっと近づいて見ると、花は近くの京都御苑でよく見かける 『ムラサキサギゴケ』 みたいだ。
この形は 特徴ある形をしているからすぐわかる。

雑草
ムラサキサギゴケ みたいだなぁ

ムラサキサギゴケ私のアルバムから ムラサキサギゴケ の写真を引っ張り出してきた。

うーん、とってもよく似ている。
ん? これも ムラサキサギゴケ だろうか。
でも、ムラサキサギゴケ の花( )に比べてやや小さい気がする。

念のためインターネットで調べてみた。
ムラサキサギゴケ によく似た花として 『トキワハゼ』 という雑草が載っていた。

そして、そこには
「トキワハゼとムラサキサギゴケは花ばかりでなく,全体の感じもよく似ている」
「ムラサキサギゴケは基部から細長い ほふく(匍匐)する枝をだして繁殖するが、トキワハゼは ほふくする枝をださず、花茎を直立させる」
などと書かれてあった。

もういちどプランターに戻って生え方を見ると、花茎が直立していた。

雑草
花茎が直立している

この雑草は やっぱり トキワハゼ だろう、ということになった。
花茎が直立しているというのが決め手になった。

へー、こんな草が我が家にも !! と思って感心していたら、「東アジアの熱帯から温帯に広く分布し、庭や道ばたに普通にみられる雑草」 だと書かれている。

なぁんだ、ちっとも珍しくない んだ。
しかし普段はあまり見かけないから、貴重な存在と言っていいのだろうか?

2019.4.7





【過去の関連記事】 なぁんだ、珍しくなかった
三日月と金星が並ぶ (2017.1.2)
庭や道ばたに普通にみられる雑草 (2019.4.7)






詮索しないが花

2019.4.2

今上天皇の退位にともなう新元号がきのう発表された。
菅(すが)官房長官が発表する会見をテレビ実況で見た。
「令和」(れいわ)に決まったという。

新元号
新元号を発表する菅(すが)官房長官 © 日本経済新聞 2019.4.2 朝刊

選定過程を秘密にしながら、① これまでに使われたことがない、② 他にも(地名、会社名などに)使われていない、③ 漢字2字、④ 読みやすく親しみやすい、⑤ ローマ字表記の時 M・T・S・H で始まらない という制約をクリヤーしなければならない、となると至難の業だ。
どんな元号になるのか興味深々だった一方で、果たしてそんな厳しい条件に合致する 『漢字2字』 の組み合わせはあるのだろうか、とヒヤヒヤして待っていた。

「令和」 と聞いた私の第一印象は、五十音でうしろのほう 「ら行」 の 「れ」 で始まっているのにちょっと違和感を覚えた。
日本語で 「や行」 「ら行 」「わ行」 はマイナーだ。
しかし、それは初めて聞くコトバだからで、すぐに慣れるだろうと自分に言い聞かせた。
とにかく、上記の厳しい条件をクリヤーしたのに こんなのがあったのか、と感心した。
やっぱり、考案を依嘱された学者先生はスゴイ !!

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菅官房長官が新元号を発表する会見をテレビを見ていたら引き続き記者からの質問を受けていた。
そのときの質疑応答を聞いていて印象に残ったのが次のやり取りだ。

記者:
「元号に採用されなかった候補にはどんなのがあって、どんな意見があったか」
菅官房長官:
「新元号として決定されたものの以外の案はその数も含めて答えを差し控えたい。
詮索しないでほしい
また新元号が日本人の生活の中に深く根ざしていくためには他の案と比較されて議論されることは適当でない。どんな意見があったかも答えを差し控えたい。」

そのとおりだ。
詮索しないが花 である。
そーっとしておいてあげたい。

ところがきょうの夕刊には、元号案は6つあって、不採用になった5案全部が載っていたのに仰天した。
菅さんが回答を留保したのに、その翌日にはもう 全部 わかったらしい。
しかも、憶測ではなく 「全6案が分った」「政府関係者が明らかにした」 と断定調だ。

元号案
元号の他の5案を報道する新聞 © 日本経済新聞 2019.4.2 夕刊

私がいくら 「詮索しないが花」 と思っても、マスコミには 「記者()」 があって、詮索するのが性(さが)なのだろう。
まあ、致し方ない。
国民には 「知る権利」 があるし、ほとんどの事案は隠してはならない。
そのためにジャーナリストの存在意義がある。
しかし、明白にするのを慎んだ方がよいものも世の中にはあるのだ。

「政府関係者が明らかにした」 とのくだりをみるとリークした政府関係者がいるのだろう。
菅さんがせっかく 「詮索しないでほしい」 とお願いしたのに、内部からの 裏切り行為か。

私は、(不採用になった元号案や元号の選定過程は) そのうち じわじわ わかってくるだろうし、その程度なら致し方ないと思っていたのに。
政府関係者にも (辛抱できない) 口の軽い輩(やから)がいるらしい。
情けない。

2019.4.2





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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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