英断 ! 和風バス停

2020.6.21

きょう夕方 所用で外出したら、ウチの近所にある京都市営のバス停 「一条戻橋・晴明(せいめい)神社前」 が新しくなっていて驚いた。

市内にはこれまで切妻の和風公衆トイレや、瓦葺の公衆電話ボックスはあったが、和風デザインのバス停は初めてではないか (私が知らないだけかもわからないが)。
歴史と伝統文化の町京都にふさわしいデザインだと思うし、私としてはうれしいアイデアだ。
京都市交通局の英断に拍手を送りたい。

バス停
軒下には 「晴明神社」 の標識板(額?)

バス停は 堀川通、9号系統、12号系統の「一条戻橋・晴明神社前」の北行きバス停だ。

バス停
文字どおり晴明神社前だ

軒下には 木製の 「晴明神社」 の標識板(額?)も掲げられている。
そして、軒瓦や巴瓦には晴明神社の神紋「五芒星」がついている。
これらの瓦は誂えて焼いたようだ。

バス停
巴瓦には 五芒星 が見える

バス停
軒瓦にも 五芒星

map233.jpgデザインが変わっただけでなく バス停の位置も、従来は一条通北詰にあり、一条戻橋の真ん前にあったが、約 100m 北へ移動し、晴明神社の前に設置された。

バス停は、堀川今出川と堀川中立売間 約 500m の中間にあり、堀川中立売からは約 120m しか離れていなのに、地元の市会議員の働きで一条通(堀川一条)にこのバス停が設けられたと聞く。

一条通にあるし、目の前にある一条戻橋にちなんで、バス停の当初の名前は 「一条戻橋」 だったが、晴明神社が観光地として注目を浴びてからは 「一条戻橋・晴明神社前」 となった。

しかし、バス停の位置は依然として「一条戻橋」の真ん前だった。

この度、晴明神社に引かれて、バス停の位置が晴明神社の真ん前に移動してきた。

そのうち一条戻橋がうしろにまわされて「晴明神社前・一条戻橋」となったり、或いは一条戻橋が抜け落ちて「晴明神社」または「晴明神社前」となるやも知れない。

まこと、有為転変は世の習いであることよ。

2020.6.21









古の京都を偲ぶ

2020.6.7

きょう所用で京都市内の西部で 「太秦(うずまさ)」 地区に行く機会があった。
新型コロナウイルス禍で外出がままならない時期で、運動不足なので、最寄りの電車の駅まで歩いた。
近くに 「蛇塚」 と呼ばれる古墳がある。
昔、一度見に行ったことがあると思うが記憶が定かでない。
そこで、寄り道してもう一度見に行くことにした。

住宅が建て込んでいてなかなか真っ直ぐ進めない。
やっと 「蛇塚」 を探り当てた。
見上げるばかりの石室だ。

蛇塚
露出した石室だけが住宅地に取り囲まれていた

解説板には、『もとは長さ80mにも達する前方後円墳だったが、古くから墳丘封土が失われ、いまは後円部中央の石室(玄室)だけが残って露出している』、『蛇塚古墳という』、『周囲の輪郭をたどると、いまでも前方後円墳の形をとどめている』とある。
長さ 80m の古墳か ・・・
昔は土地があったからなぁ ・・・
それにしても大きいな。

再び解説板、『この付近一帯は、その昔、渡来系の (はた) 一族によって開発されたと考えられており、この古墳は首長クラスの墓と考えられる』、『玄室の幅は奈良県桜井市の石舞台よりも大きく、床面積でも全国第4位の規模を誇る』

蛇塚
解説板

(はた) 一族といえば、京都が平安京になるずっと以前からこの盆地に住み、治水、農業、養蚕、織物などの先進技術にすぐれていたことは、京都市民にはよく知られた話だ。

そんな人々の首長、中国からか朝鮮半島からかはわからないが ・・・ 四季の変化があり、平和なこの国が気に入ったのだろうか ・・・ はるかこの国に住みついて我々の文化の基礎を築いた ・・・ よくはわからない (いにしえ) に思いを馳せた。

京都は想像する町である。

2020.6.7




【過去の関連記事】 見て歩る記 京都編(京都府も含む)
ただし、2019年以降。

古の京都を偲ぶ(2020.6.7) 蛇塚古墳
地元に恩返し(2020.2.29) 福田美術館
鈴木松年の絵(2020.2.13) 天龍寺
鈴木松年の墓(2020.2.11) 長楽寺
男山に登る(2019.12.19) 石清水八幡宮
さすがは紅葉の名所(2019.11.24) 永観堂
一服の清涼剤(2019.6.16) 東林院
サツキ 古寺染める(2019.6.8) 善峯寺
ラッキーなイメージ(2019.5.18) 切戸の文殊堂
明智藪はいま(2019.4.18) 明智藪
優美で豪華(2019.3.3) 京都御所
猪(亥)ゆかりのお寺(2019.1.14) 禅居庵
猪はことしの干支(2019.1.6) 護王神社
デジタルサイネージ(2019.1.3) 伏見稲荷大社

2018~2015年はこちら
2015年以前はこちら






親しめる命名

2020.6.3

家族がテレビの羽鳥慎一モーニングショーを見ていた。
私もふと横から画面を見ると、新型コロナウイルスによる自粛が緩められたことに関連して或る人のコメントが紹介されていた。

TV
けさのモーニングショー (© テレビ朝日系列)

「日本水商売協会」
へぇー、そんな団体があるんだ ・・・ と一瞬釘づけになった。

いや、そんな団体があるのに感心したんではない。
感心したのはその命名。

ふつう「水商売」といったら通俗的な表現で、協会など業界団体の名称など 格式ばった命名にはなじまない。
例えばパチンコ業界なら 「日本遊技関連事業協会」 といった格式ばったのが 「世間体」 というものだ。

まぁ、ほかに適切な表現がなかったせいかもわからないが、「水商売」 とはとっても親しめる命名だ。
世間体を気にせず命名した(かた)センスと決断 に脱帽。

2020.6.3









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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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