再興された 花の庭

2022.3.4

ひと月ほど前の新聞に、「 “花の庭” が北野天満宮の境内に再興された」 という記事が載っていた。

へぇー、「花の庭」 かぁ。

話によると ―

京都に「雪月花の三庭苑」というのがある。(正確には「あった」というべきか)
それは、いずれも京都の「成就」と名のつく3つのお寺にある(あった)「雪の庭」(妙満寺・成就院)、「月の庭」(清水寺・成就院)、「花の庭」(北野天満宮・北野成就坊)のことで、松永貞徳(1571-1654)という人が江戸時代に作った庭だという。

しかし、「花の庭」は明治維新の神仏分離のときに廃絶してしまい 150年後のいま再興され、再び 「みっつ」 揃ったということだった。

楼門

「花の庭」 が北野天満宮境内のどこに出来たんやろ、境内にそんな場所てあったんやろかと不審に思ったが、けさの新聞 「梅だより」 に 「北野天満宮 満開」 とあったので行ってみた。

疑問はたちどころに解消。
なんのことはない、従来の「梅苑」の呼び名を「花の庭」と“改名”しただけだった。(
なぁーんや。

梅苑

目新しいものとして、「梅苑(花の庭)」を一望できる展望台が新設されていた。

展望台

菅原道真公の
東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花  (あるじ)なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)
という歌が伝わっている。
境内に梅苑があるのは、菅原道真公を祀る北野天満宮にふさわしい。

展望台

そこへ、神官の白衣を着た方が大型カメラを携えた新聞社やテレビ会社の取材陣のような一団を引き連れてこられた。
「ああ、あの白衣の方はテレビ番組によく出演されている権禰宜さんやんか」
聞いていると 『この梅の木は、本殿前の飛梅の遺伝子を持った梅で、移植後はじめて花が一輪咲いた』 というようなことを取材陣に語っておられるようだった。

こちらは、報道陣を前に 〔咲いた一輪を指さすポーズをとる〕 巫女さん。(

巫女


2022.3.4


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雪の庭(2023.1.25) 雪の庭、命名の由来
月の庭(2022.4.30) なぜ月の庭と呼ぶか
花の庭(2022.3.4) 再興された 花の庭






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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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