名前を書いてみたが

2022.5.25

ウチの横に側溝がある。
その側溝に継ぎ目に雑草が生えだし、春から初夏にかけての きょうこの頃、元気いっぱい、きれいな花を咲かせている。
私は、京都御苑の草花を四季の変化を ブログ に書いている関係で、雑草にも関心がある。

「雑草と言う名の植物はない」 というのは昭和天皇の名言だが、やっぱり 名前がわかれば その植物に愛着がわく。
そこで私は、2~3年前から、セメントレンガに紙を巻いて雑草の名前を書き始めた

雑草

雑草
オニタビラコ

雑草
ゆうげしょう

雑草
むらさきかたばみ

ところで、ナゾロジー というウエブサイト(2020.5.8)によると、フランスの植物学者が道ばたの雑草に白墨で名前を書く運動を始めているという。

雑草
© ナゾロジー掲載の画像、そのもとは © Jill Mead/The Guardian から

同じような発想をする人は洋の東西を問わないらしい。

かのフランスでは賛同者が多く、いまやイギリスにまで広がっているという。

ひるがえって、こちら京都。
私は もう3年前もからやっているのに、反響ゼロ。
セメントレンガに書いた雑草の名前に目をやっている人の姿を見たことがない。
ましてや、立ち止まって見る・しゃがんで見るなんて人は皆無だ。

近所に老人ホームがあり、その前の植え込みに 「ヒトツバタゴ」 の木 (別名「なんじゃもんじゃの木」) があり、5月初旬に白い花が咲く。
そのときだけ、「なんじゃもんじゃの木」 という名札を枝にぶら下げることを去年からしている。
こちらだけは、名前が風変わりなので、老人ホームの職員さんが喜んでくれた。
しかし、老人ホームに来ている人から反響があったとは寡聞にして聞かない。

関心が薄くて 嘆かわしい。
生活に追われて、雑草なんかに気を配るヒマなぞない、ということかと思う。

2022.5.25





梅田で 二度驚いた

2022.5.19

所用で大阪・梅田に行った。
百貨店をぐるりと取り巻いて長蛇の列があった。
見ていると 10時前なのに入口の扉が開けられ、列が動き出した。

行列

コロナのさ中なのに、この人混みはなにごとか。
近くにいた男性警備員に聞いてみた。
「マルニという人気バッグのセールです。開店は10時ですが、整理券を持ってる人は中に入って待ってもらってます」 とのこと。

へぇー、マルニ?
聞いたことないな。
この飽食の時代にバッグに飢える人がこんなにいるのか、驚いた

10時になったので、列にならんだ人々はぞろぞろとすすんでいく。
私も野次馬根性で店内に入ってみた。
「入場整理券をお持ちのお客様 先頭」 の立札に並んで待っている。
えらい熱気だ。

立札
「入場整理券をお持ちのお客様 先頭」 の立札

さて、聞いたことのないマルニ。
「まるは」 大洋漁業、「丸三」証券 などを連想したのでてっきり日本の会社と思った。

マルニの売り場を遠巻きにしている若い女性に聞いてみたら 「イタリアのファッションブランドです」 と教えてくれた。
なるほど 「マーニ(marni)」 か。
「なんぼぐらいするんですか」 の問いに 「2~3万です」 と聞いて また驚いた

バッグ

色彩はカラフルで斬新だが、こんなシンプルなバッグで2~3万円とは !!
「2~3千円かと思いましたよ」 と返したら 笑われた。

私が買って、これを持っていたら 『いいの持ってますね~』 とみんなにうらやましがられるだろうか。

2022.5.19








めでたし めでたし

2022.5.16

約4か月前のこと、2月4日の朝に私は〔ウチの横、ちょうど四つ(かど)の近くで〕五円硬貨を7枚拾った。(合計、35円)
それがちょうど立春だったもんで ”こいつぁ 春から縁起がいいわぇ” とほくそ笑んだのだった。(第一話

その後インターネットで調べていたら、「厄落しとして五円硬貨を道の(かど)に置き去る(捨てる)」 という風習があるのを見つけた。
もしその風習で「厄落とし」に使われたお金なら、五円硬貨は(福との)「ご縁」じゃなくて、人が落とした「厄」を拾った ことになる。

だから ”こいつぁ 春から縁起がいいわぇ” と浮かれている場合じゃない、えらいこっちゃ、ということになって話は一瞬にして暗転した。(第二話

その 35円 は、一応 ”拾得物” として最寄りの警察に届けたが、届けてから3か月経ったので、きょう警察に行った。
窓口では 〔落とし主は現れなかったらしく〕 「35円を用意します」 と言われた。
身分証明書を提示して、35円を受け取った。

警察に預けたのは五円硬貨7枚だったが、十円硬貨3枚と五円硬貨1枚になって返ってきた。(笑)

警察
警察から返ってきた35円

さてその35円だが、「福」か「厄」か 判断がつかない。
そこで私は、知り合いの識者による 「どこかの神社にお賽銭として納めればいいのでは」 との託宣に従うことにした。

お金を受け取った警察署の向かいに 北野天満宮 が鎮座している。
こいつぁラッキーだ。
さっそくその足で 北野天満宮 に向かった。

本殿前は中学の修学旅行生か、生徒さんでごったがえしていた。
コロナは収束していないが、学問の神さんとしての威光は衰えていない。

天満宮
生徒さんでごったがえすお守り売り場

その人混みをかき分け本殿にすすみ、35円を無事奉納することができた。
めでたし めでたし

2022.5.16







ちんぷんかんぷん

2022.5.3

私は 『平家物語』 が好きだ。
『平家物語』の成立は、文章で書かれたものではなく、琵琶法師が人前で語ったものが原型で、それがやがて「物語」となったことはよく知られている。
その琵琶法師の語る平家物語が聞けるというので、きょう長楽寺さんに行った。

長楽寺
青紅葉の美しい長楽寺山門

長楽寺といえば、平家物語の中に出てくる主要人物のひとり、建礼門院徳子が出家したお寺だ。
出家したのが元暦2年(1185年)の 5月1日ということで、それにちなんで毎年5月1日に〔ことしは5月3日〕行われる行事だという。

語られたのは「屋島」の段。
奏でられる琵琶の音は趣があり、物語が朗々と語られるのだが、悲しいかな、その言葉がわからない。
端々に聞こえる断片的な言葉から察するに、どうやら、義経が福島(いまの大阪市)を出港するところから始まっているらしいが、ちんぷんかんぷん だ。
その後も全く話に追いつけず、扇の的のくだりも語られたのかどうかわからないうちに終わってしまった。
これにはさすがの私も参った。

琵琶法師
うしろの床の間に置かれているのが建礼門院徳子が出家した廿九歳のときの像

これじゃぁ全く楽しめないので、終了後に配られたアンケート用紙には 「奏者の横にテロップ表示するなどの工夫をしたらどうか」 と書いた。

---------------------------------------

話はそれるが、長楽寺さんの境内には頼山陽のお墓がある。
かつて 見に行ったことがあったが、見晴らしのよい高台にあるので、きょうも行ってみた。

頼山陽の墓
裏には頼山陽の没年 「天保三年建立」 と彫られていた

改めて墓碑を見ると 「山陽頼先生之墓」 と彫られているではないか。
通常の 「頼山陽」 ではなく、姓と名を逆にしてある。
欧米式を先取りしたんだろうか。
近くに、ちょうど人がいたので聞いてみたが 「さぁ~」 といって苦笑いしていた。

帰宅後に調べてみると、これは姓と名が逆になってるのではないんだそうだ。
真意は、「山陽」 は雅号なので、「山陽と号する頼先生(の墓)」 ということらしい。
答は意外とシンプルだった。(笑)

2022.5.3





筆者のプロフィール ↓

shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

最近書いた記事 ↓
月別アーカイブ ↓
このブログ内を検索できます ↓
管理者専用 ↓