なぁんだ 藤の花か

2023.4.28

きのう夕方歩いていたら、道路際にある高い木に白い花がいっぱい咲いているのが見えた。
薄暗いのと、〔道路の向い側なので〕遠くてよくわからないが、花はけっこう大きそうだし、それがぶら下がっているようだ。
この時期にこんな花の咲く木って 何だろと気になった。

謎花
2023.4.27 18:33 PM 撮影

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それで、きょう昼間に見に行った。

謎花
2023.4.28 11:40 AM 撮影

なぁんだ 藤の花か
普通は紫色だけど、これは白い藤の花だ。

謎花

納得して帰ろうと思ったが、ちょっとおかしい。
ちょうど通りかかった人がいたので声をかけた。
「きれーですね」 というだけで、この木の名前は知らないという。

謎花

そこで調べてみたら、な なんと
ニセアカシア。 藤の花じゃなかった

謎花

さらに調べていると、
一般にアカシアと呼ばれ、「アカシアの雨のやむとき」、「この道」などの歌詞に登場するのはすべてニセアカシアの花であるといわれる。
などとの記述があった。
へぇー、これがアカシアの花なのかっ

謎花

調べたときに 「甘くていい匂いがする」 とも書いてあったが、写真を撮っているときには気づかなかったなぁ ・・・

2023.4.28






一生の見納め 金閣寺

2023.4.25

所用で金閣寺の近くまで来た。
用事を済ませて帰るとき、もう自分も歳やから、"一生の見納めに・・・ " と思って金閣寺に入った。

参道際で まず目にしたのが 「舟形、一文字蹲踞(つくばい)」 という石。
へぇー、一文字の蹲踞が こんなとこにもあったのか。

蹲踞
こんなとこにもにもあった一文字蹲踞

sho-ren-in_15.jpg私が気づいたのはきょうが初めてだが、京都では結構知られたものらしい。

似た形のものとして 私が知っているのは青蓮院にある 「一文字手水鉢」 で(画像はインターネットから拝借・加工)
これは 豊臣秀吉が寄進したという謂れのある立派なものだ。

こちら 金閣寺のものもなかなか立派だが、こちらは 「馬が水を飲むための水槽だった」 という言い伝えがあるそうな。
馬のためのものにしては、ずいぶん立派だ。
ほんまかいな。

しかし、そんな 〔馬のためという〕 謂れのためなのか、道端に無造作に置かれていた。
謎の石だ。

ここはまだ無料区域だが、さらに進んで、拝観料 (今月から500円に値上げになったという )を払って中に入る。
早速 金閣が見える。
皆一度は立ち止まるという、京都で一・ニの観光スポットだ。

ヘクソカズラの花
パソコンでご覧の方はマウスを乗せると英語表示が見えます

警備のおじさんが和英両文で 「集合写真禁止」 とパウチしたものを持って目を光らせてウロウロしている。
観光客にしてみたら、せっかく来たんだから 記念にみんなで写真を撮りたいと思うのが人情だ。
英語を見たら 「No Photos with a Large Group」 とあるので、10人程度まで(?)だったらいいみたいでほっとした。(笑)

しばらく進むと 「陸舟の松(りくしゅうのまつ)」 という表示があった。
見学路からちょっとそれたところにあるが、観光コースに入っているのか皆立ち寄るので、私も従った。

しばらく立っているといろんなガイドさんの声が聞こえてくる。
「元は義満の盆栽だった」 「帆掛け船の形をしている」 「船は西方浄土の西を向いている」 という説明は共通しているが、樹齢は「650年」「600年」「400年」 とまちまちだった。
ま、いずれにしても樹齢は驚異的な数字だし、例えばアメリカ人にとってみたら独立以前からあるんだから、彼らにとってこの数字はとにかく驚異には違いない。

この木全体を見て帆掛け船を連想する人が大多数だと思うが、写真を撮る観光客のカメラのモニターを見ていると、なかには、手前に斜めに広がるのを 「陸舟の松」 と思う人もあれば、後ろに直立する木を 「陸舟の松」 と思う人もあるようで興味深かった。

陸舟松
マウスを乗せると帆掛け船が現れます

ガイドさんにしてみたら、多分 (両方合わせて帆掛け船) が常識なんだろうから、詳しく説明しないようだ。
しかし、観光客には多少の混乱が生じているみたいだった。

「陸舟の松」 の後ろを振りむけば金閣が間近に見られる。
今日は天気が悪いが、金の壁面は異常に輝いて見える。
すごいね。これも日本文化か ・・・。

そして歩みを進めると、初層部分で湖上に突き出た切妻造りの建屋が見えた。
(説明によるとこの建屋は 「漱清(そうせい)」 と名づけられた釣り殿だそうだ)
上層の金属質に比べ、木の弱々そうな (暗い木質) との対比が見ものだ。

漱清
湖上に突き出た建屋

多くの観光客も この 『美』 に気づくいてくれているようで嬉しかった。

さらに進むと 「貴人榻(きじんとう)」 というモノがあった。

貴人榻
昔、高貴な人が座られた腰掛石、という

kijin-tou_156.jpg傍の駒札には 「高貴な人が座られた腰掛石」 と説明されていた。

以前、知人から 「あの "榻" はシジというもので、牛車の牛を取り放した時、轅(ながえ)の軛(くびき)を支えるもので、腰かけじゃない」 とのハナシを聞いたことがあったのを思い出した。

しかし、ガイドさんはこの駒札に従って、"高貴な人が座られた" と説明するので、ガイドさんに促された女子修学旅行生たちはキャッキャッ云いながら次から次へとこの石に座って写真を撮っていた。

その傍らで、私はひとり 「あぁ、あのときの "榻" って、これか!」 としげしげと眺めていた。

2023.4.25
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追記 2023.4.26

「貴人榻(きじんとう)」 を教えてくれた知人に 『きのう金閣寺で「貴人榻」を見つけて、昔聞いたことを思い出しました』 と知らせたら、さっそく返事があった。

外に置かれていて、位の高い人が「馬」に乗るときの踏み台に使用していた との話もあります
将軍など位の高い人は、古くから専用の折りたたみの椅子を家来が持ち、冷たい石には座らないです
これらを考えると椅子ではなく、踏み台では?
とのことだった。
その博識に舌をまいた。

2023.4.26








新しいファッション

2023.4.16

午後、所用で近所のコンビニへ行ったら、若い女性が風変りな服を着ているので目を見張った。
赤い服がボロボロなのだ。
一瞬でファッションだろうとわかったが、あまりに奇異というか斬新というか、とにかく見たこともないファッションなので、つい声をかけた。

ダメージ
自作したというダメージ服

破れて穴のあいたジーンズをはいている女性はときどき見かけるが、それと同じ発想か。
いろいろ聞いて見ると、素材が化繊なので、自分で焼いて穴を開けたり破ったりしたと説明してくれた。
そういえば、布の切れ端部分が黒くこげて少し縮れている。
ただ単に破ったり穴を開けたりするだけではデザインにならないだろう。
それなりのアイデアと工夫が要りそうだ。
赤い衣服の下地に黒い服を着て、赤と黒の模様に見立てたそうだ。
なるほど ・・・・・ これもファッションか。

私のフィーリングとしては、このファッショに嫌悪感は毛頭ないが、かといって称賛するというか、見惚れるというほどのことはない。
私は見惚れたのは、その斬新さだ。

だが、私も80を超えた老人だ。
若い世代にとって、魅力のあるデザイン(ファッション)なのかもわからない。

こういった服の呼び名を何というのか聞いてみたら 「ダメージ」 というんですかね、と笑っていた。
なるほどそのとおりだ。

きょうは斬新なファッションにお目にかかった話。
長生きはしてみるものだ。

2023.4.16







消滅した新津市

2023.4.16

毎週日曜、地元の京都新聞の紙面に各地のマンホールが紹介されている。
けさ紹介されていたマンホールの写真には 「にいつ」「おすい」 と書かれいた。
(あ、新津市だな ) と思った。

にいつ
© 京都新聞 2023.4.16 朝刊 p.10 日曜プラス面 から

ところが、その写真の上には 「新潟県 新潟市」 と書いてあるではないか。

「新潟県 新津市」 だよ。
この編集者は新潟県に新津市があるのを知らないんだろうか ・・・ 

と思いつつ調べてみたら
「新津市は、新潟県にかつて(●●●)あった市である。2005年3月21日、新潟市へ編入合併され消滅した。」(Wikipedia)と書いてあってハッとした。

へぇー、知らんかったなぁ、と自分の知識のいい加減さに呆れた。
(人の誤りを指摘するときは よほど慎重でならなあかん) と思い知らされたのだった。

2023.4.16

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追記 2023.4.27

きょう行った医院の待合室に置いてある雑誌に地図が載っていた。
「新津」 はしっかり書かれている。
でも、新潟市に合併されたのならしゃーないわ。

新津
© ひととき 2023年3月号(株式会社ウェッジ発行) から

2023.4.27

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追記 2024.1.20

ことし始まったNHK大河ドラマ「光る君へ」の中で藤原実資(さねすけ)という人物が登場する。
彼は 21歳のときから84歳まで63年間に亘って 『小右記』 を書き残した。
その 『小右記』 の中に 『人を難ずる事、還りて愚を表はすのみ』 という表記があるのを知った。

「人を批判することは、還って自分の愚かさ・自分の無知をさらけ出すことになるから気をつけるべし」 という意味だという。
まさに、「この編集者は新潟県に新津市があるのを知らないんだろうか」 ととっさに思った私に後ろ指を指されたように思って冷汗が出た。

批判することで、自らの無知をさらけ出すことがあるから、人を批判するときは自分でよく調べてから行うべし ー まさに肝に銘ずべき金言ではないか。
考えてみれば至極当然のことだが、1000年前にも同じ指摘をした先人がいたので思わず膝を打った。

2024.1.20





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Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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