浅学を恥じる

2013.12.12

けさの新聞は 性転換した男性の血縁のない子にも父と認定したという、かなり複雑な親子関係に関する最高裁の判断をトップ記事で報じていた。
仕事とはいえ、裁判官はこんな難しい問題にも判断を下さないといけない大変な仕事だなと改めて思った。
また、新聞記者や編集者も難しい問題を咀嚼して読者に分かり易く書かねばならぬので難しい仕事だなと思った。

記事を読み進めていくと原告の男性は兵庫県宍粟市に住むという。
え えっ !?  「宍粟市」 ??


© 2013 京都新聞 2013.12.12 朝刊1面

私は小学校の頃から「地理」は得意で、密かに自信を持っていたが この(市の)名前は(私にとって)初めてで、ホントに兵庫県にそんな市があるんだろうかといぶかしく思った。
また一体なんと読んだら(呼んだら)いいのか まったく想像もつかなかった。

さっそく調べてみたら兵庫県の西の方、鳥取県・岡山県寄りにあるではないか。
しかも面積は兵庫県にある29の都市の中で2番目の広さを誇るいう。
読み(呼び)方は「しそうし」だそうだ。
市になる前は宍粟(しそう)郡だったそうだ。

自らの浅学に恥じいった次第である。(兵庫県は私の住む京都のお隣さんなのに・・・)
「地理」が得意といってもタカが知れているレベルだと思い知らされた。

ついでに、この宍粟(しそう)市になにか観光名所でもあるか調べてみたら、山崎城跡、波賀城跡などの史跡があるようだが、いずれも聞いたことないお城だ。
またも浅学を恥じる !!

宍粟(しそう)市はひょっとして、日本で最も知られていない「市」ナンバーワンか !? と思った。
宍粟(しそう)市の皆さんには申し訳ありませんが・・・)

『宍粟』の読み方だが、「宍」を「し」と読むのはかなり苦しい。
「宍道湖」の「しん」だし、「宍戸 錠」の「しし」だ。
「粟」は恐らく 国字(日本で作られた漢字)だから「あわ」という訓読みはあっても(ソウという)音読みはないはずだが・・・。
でも覚えなくちゃ。高齢の私に覚えられるかナ?

でもひとつ勉強になった。
きょうのわたしでした。

2013.12.12














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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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