節分そば

2014.1.16

きょうウチの近くのスーパーでショッピングしていたら 「節分(せつぶん)そば」 というコトバが耳に留まり、おやッと思った。
それは店内の天井からつるしたディスプレーモニターで節分の由来や節分に食べる食材を説明していて、その中に「節分そば」が出てきたのだった。 (

よく聞き取れなかったので、モニターのところに戻り一人最初からじっくり聞きなおしてみた。
熱心に聞いているのは私一人で、他のお客は素知らぬ顔(の様子)だった。

節分の由来や節分に食べる食材を説明していた
店内のディスプレーでは節分の由来や節分に食べる食材を説明していた

節分とは ・・・ の説明に続き、いわしと(ひいらぎ)、豆まき、巻きずし(恵方(えほう)巻き)ときた次にお待ちかね「節分そば」というのが出てきた。
立春の前日が節分で、年越しに当るから、ちょうど「年越しそば」のようなものだという説明。
う~ん、なるほど。
でも「節分そば」って聞いたことないなぁ~

かつてこのブログで「年明けうどん」のことを書いた。
    【⇒ こちら 2012.12.27 をクリックすると別の画面で開きます。】
あれは日本冷凍めん協会と年明けうどん普及委員会という二つの団体が打ち出した新しい年中行事だった。

「節分そば」 も多分これと同様にそば業者の拡販キャンペーンかもわからない。
でも、節分とは ・・・ の説明といっしょにやんわりと訴えている。
これは面白いと思い、ウチにカメラを取りに帰って撮ったのがこの写真。

ディスプレーに映る節分そばの説明
ディスプレーに映る節分そばの説明

しかしウチに帰って調べてみたら、なんと今の風習つまり12月31日に食べる「年越しそば」より歴史は古く、江戸時代には「年越しそば」は節分に食べるそばだったという。
へぇ~ 意外だったが、よく考えたら当たり前だ。

スーパーで流している情報も意外にタメになる。

2014.1.16



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暦は1872年(明治5年)12月3日(太陰暦)を
1873年(明治6年)1月1日(太陽暦)に改定し現在に至っております。

節分は太陰暦時代の体系でありそのときをもって新しい年になります。
すなわち、節分そばが年越しそばに当たるということです。

ついでですが・・・、
ほとんどの易学書は太陰暦でうんちくを述べていますので、
私たちの生まれ年の五行(木火土金水のこと)や干支など、
この節分が占う上での重要なキーポイントとなります。
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