一番地味な「世界遺産」

2014.6.29

きょう、京都市郊外の宇治市に行った。
ちょっと時間があったので「世界文化遺産」となっている宇治(うじ)(がみ)神社に寄ってみた。

なぜこの神社に行ったかというと・・・

去年、同じ宇治市にある 三室戸寺(みむろどじ) (2013.6.16) にアジサイを見に行ったとき、近くに世界遺産の宇治上神社という神社があることを知った。 
宇治上神社と言われても私自身余りよく知らないし、もちろん行ったこともなかった。
でも世界遺産というからには、一体どんなところなんだろう、とちょっとは興味があった。
それで行ってみる気がした、という訳だ。

宇治駅でもらった観光パンフレットによれば、本殿と拝殿の2棟が国宝で、本殿の方は日本に現存する最古の神社建築物(平安時代)だという。

(なぁんだそれだけか)と思いつつ・・・ 着いたらまず ド でかい石標に驚かされた。

宇治上神社ドでかい石標
石標の裏に「平成九年建之」とあった
世界遺産に決まってから建てられたものらしい

中を進むと小さな石橋があり、その先が神域だ。

宇治上神社に入る石橋

拝殿【写真: 左の建物】は見られたが、本殿は修理中(?)だった。

修理中の本殿
修理中(?)の本殿


国宝と言われるから、へぇーそうか、と思うが、国宝といわれなければ建築史に詳しくない者(=筆者)にとって、どこがいいのかよく分からない。
猫に小判。
やっぱり来るほどの価値はなかった。(と思った)

『古都京都の文化財』として世界遺産になっているのは以下の17か所ある。
  ◆ 上賀茂神社 
  ◆ 下鴨神社
  ◆ 東寺
  ◆ 清水寺
  ◆ 延暦寺
  ◆ 醍醐寺
  ◆ 仁和寺
  ◆ 平等院
  ◆ 宇治上神社      きょう行ったのはここ
  ◆ 高山寺
  ◆ 苔寺
  ◆ 天龍寺
  ◆ 金閣寺
  ◆ 銀閣寺
  ◆ 龍安寺 
  ◆ 西本願寺 
  ◆ 二条城 

これまで行ったことなかったのは宇治上神社と苔寺の2件だったが、これで、あと行ったことのない世界遺産は苔寺だけになった。

苔寺って、スギゴケがいっぱい生えている庭が有名だが、多分それだけだろう。
でもまぁ一見の価値があるのかなぁとも思う。

すると、この宇治上神社は京都の世界遺産 17件 の中では一番地味な物件だなぁ、と思った。

2014.6.29










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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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