知らなかったカーボベルデ

2012.7.28

ロンドンオリンピックが始まった。
けさテレビで開会式を見た。
選手入場はいろんな国が現れるので地理のお勉強には役に立つ。
「えーーっとどこにあったかなぁ・・・アフリカだったかなぁカリブ海だったかなぁ」と自信のない国も結構あったが,いずれも名前だけは聞いたことがあった。

しかしその中で1つ,カボベルデというのは聞いたことがなくショックだった。
テレビ画面では Cape Verde と書いてあった。

ロンドンオリンピック入場シーン
カーボベルデ選手団の入場 (NHKテレビから)

Cape はケープで「岬」という意味だろうけど、なんでこの綴りで「カボ」ベルデとなるのか。
実況アナウンサーは「アフリカ沖,大西洋上の島国」と言っていた。
そんな国があったこと、知らなかったことが恥ずかしい。

さっそく調べてみると独立は1975年とかなり古い。人口は52万人で決して少なくない。
日本語表記はカボベルデじゃなくて「カーボベルデ」と書くという。
Cape はケープなのになぜカーボと濁るのか。
調べてみると英語では「Cape Verde」だが現地語(ポルトガル語)では「Cabo Verde」。
それをカタカナにして「カーボベルデ」となるらしい。

なお調べていくうちに別のうんちくも分かってきた。
まず、「ベルデ岬」という岬はこの国(カーボベルデ)には存在しない。
実際には 570km も東のアフリカ大陸にある。
そのアフリカ大陸最西端は、岬の名前は「アルマディ岬」(Pointe des Almadies)と言って「ベルデ岬」ではない。
じゃー「ベルデ岬」はと探してみたら「アルマディ岬」から僅か 4km ほど南東の海岸にやや突き出た岩のかたまりだった。
そこがほんとの「ベルデ岬」だ。
本当にややこしい。
アフリカ最南端はバスコ・ダ・ガマの航海で有名な「喜望峰」ではないのと似た話か。
(本当の最南端はアガラス岬という。)

ポルトガル語の Verde は緑という意味。15世紀の大航海時代、ポルトガルのエンリケ航海王子の船団がアフリカ沿岸に沿って遠征していたときサハラ砂漠沿岸は緑がなかったのにここに至って初めて植物の茂る岬を見て「緑の岬」と名付けたというが、岩の塊のベルデ岬を見るとマユツバな話だなぁと思った。

話が脱線したが、ロンドンオリンピックの入場式に話を戻す。

その他の国名では「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国」,「ドミニカ」「ドミニカ共和国」と並立しているのも面白い。
お互い名前を譲らなかったなのだろうか。
入場の順は国名のABC順だが,北朝鮮は North Korea でなく Democratic People's Republic of Korea で D のところだった。まぁこれは Korea (韓国)と区別する意味で仕方ないか。
マケドニアは M ではなく Former Yugoslav Republic of Macedonia で F のところだった。なぜか分からない。調べてみたら隣国ギリシアがマケドニアという国名を認めず、国名が定まらないらしい。これも勉強になった。

参加 205 か国・地域(実際は204か国・地域 + 個人 Independent of Olympic Athletes)と聞いて,なんでそんなに多いのかおかしいと思っていたら Hong Kong や Taiwan(Chinese Taipei)、さらにプエルトリコやパレスチナも1つの国・地域として登場していた。Taiwan の旗は国旗ではないと思うが、デザインが資生堂の花椿マークに似ていた。

最後に選手入場(入場式)は英語でなんて言うのかなと調べてみたら Athletes Parade というらしい。ま,そうなんだけどなんかしっくりこないなぁ。

2012.7.28











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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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