砂も積もれば丘

2016.2.10

地元京都の団体の一泊旅行「○○いで湯の旅」に参加し、きょう鳥取砂丘に立ち寄った。

鳥取砂丘に着く直前にバスの車内で、われわれの一行を歓迎するといって、ストラップになったガラスの小瓶入りの鳥取砂丘の砂が参加者全員に配られた。
「へぇー こんなん配ってええのか? 大事な砂やのに・・・」と思った。

それに、そもそも砂なんか貰ろても、なーんも嬉しうない。
お返ししようとしたら、隣にいた家内が「ほしい」と言ってふたつとも取ってしまった。

さて、バスから降りたら 鳥取のマスコット「トリピー」がお出迎えだ。

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案の定、砂丘の入口には「砂丘内の砂の持ち帰りは自然公園法で禁止されている」という注意書きがあった。
そりゃそーだろう。

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砂丘へ行く階段にも、「砂の持ち帰り禁止」 と大きな文字で注意を喚起していた。

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それなのに、地元ではこんなのを作って歓迎しているのだ。
無神経にもほどがある。
それとも、観光客は「持って帰って」はいけないが、瓶に詰めるのは「持ち帰り」ではないというのか。

砂丘では、風紋のできた砂原が歓迎してくれた。

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広い砂丘が見渡せた。

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ガラスの小瓶に入った 「鳥取砂丘の砂」 と称する物質が、ほんまもんの砂とちごて、ニセの砂 であることを祈った。
小瓶の中の砂はわずかな分量でも、「ちりも積もれば・・・」 なんとやら だ。

2016.2.10





【過去の関連記事】 砂に関する心配ごと
「砂走り」でズリ落ちる富士山の砂 (2013.1.5)













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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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