大陸と離島

2016.6.24

日本時間のきのうからけさにかけて、イギリスで、イギリスがEUから脱退するか留まるかを決める国民投票があった。
その結果が午後にはわかるというので気にしていた。

私はちょうどその頃 新幹線に乗っていたが、車中の電光掲示で国民投票の結果、離脱するに投じた人が多かったことを知った。
「離脱」派と「残留」派は拮抗していたが、直前の予想では「残留」派がやや優勢と伝えられていた。
その予想をくつがえしての結果だった。


うーん、やっぱり彼ら(イギリス人)は、自分たちはヨーロッパじゃないという感覚なのかなと思った。
尤も、自分たちも(経済的には)苦しいから、ヨーロッパ全体を支える余裕がない、というのが直接の理由だろうけど。

イギリスは 大陸から離れた島の国 だ。
だからこそ、ナポレオンにもナチスにも攻められなかった。(ナチスの空襲は受けたけど)
それほど英仏海峡(ドーバー海峡)は大きな意味を持つのだろうか。

しかし、いまやドーバー海峡は海底トンネルで結ばれている。
イギリスは大陸ではないのは事実でも、大欧州の一員じゃないという考えは時代遅れだと思う。

なにしろいまや、歴史的に長く対立したドイツとフランスが和解する時代なんだ。
大量の移民対策や、経済的の困窮している国の救済は、集団で解決する道を探るべきだ。
それが人間の知恵ではないか。

という私もいい知恵を持ち合わせていないので偉そうなことは言えないし、そもそもヨーロッパ人じゃない。
だから、知らん顔を決め込むこともできる。
しかし、いまや地球は小さくなった。
地球の裏側の出来事もすぐ日本に波及する。
だから、とても気がかりだ。

2016.6.24











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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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