デジタルサイネージ

2019.1.3

きょうは伏見稲荷大社へ初詣にでかけた。
伏見稲荷大社は初詣の参拝者数(三が日合計) が約270万人で、関西でナンバーワンだ。
もちろん京都で1位だ。

前にも書いたが伏見稲荷大社はインターネット上で世界最大級の 旅行口コミサイト トリップアドバイザー ® が選ぶ 「外国人に人気の日本の観光スポットランキング(2014年)」(2015発表) で第1位に選ばれた。 ( こちら、2015.10.4
その後、2018年度まで 『5年連続1位』 に選ばれているらしい。 ( こちら、2018.6.12

しかし、きょうは初詣のせいか 外人の姿は少ないなぁ ・・・ などと思いながら混雑する参道を進むと楼門を遮るように大きなスクリーンが出現していた。
(こりゃ 景色がだいなしやなぁ ・・・ ) と眉をしかめながら進んでいくと、やがて赤い鳥居をくぐる頃になって、楼門が見えてきた。
それで ホッ とした。

デジタルサイネージ
赤い鳥居をくぐる頃になって、楼門が見えてきた

スクリーン画面は本殿の参拝客の混雑状況を写している。
なるほど、これは便利だ。
見ていると、伏見稲荷大社の歴史、初詣のはなし、参拝順路の地図なども次々映し出していく。
おっ これはスグレモノだ

と、思っていると大音響とともにコマーシャルが始まった。
なるほど、これは世にいう 『デジタルサイネージ』、つまり電子看板ではないか。
うまいアイデアだ。
なにしろ大勢の参拝客の目に触れる。
さっさと通り過ぎようとしても混雑のためゆっくりしか進めない。
だから 目は自然と この巨大スクリーンに向く。
広告効果抜群だ。

この巨大スクリーンは 恒久施設として 今後も続くのかなぁ ・・・ と気になったのでスクリーンに近づいてみた。
すると、スクリーンの支柱に 『許可標識』 が貼ってあった。

許可証
許可期間は12月25日から1月8日まで

許可期間は12月25日から1月8日までと書かれている。
なるほど、初詣の期間だけの限定だ。

重量物だから支柱はしっかりしている。
雑踏の上にでも倒れてきたりしたら大惨事必至だから、これ位は必要なんだろうが、ご苦労なことだ。
ただし、支柱は土に埋めてあるだけだ。
1月8日が過ぎたら、支柱は引き抜かれてスクリーンは解体されるようだ。

支柱
スクリーンの支柱は土に埋めてあるだけ

さて、本殿はさきほどスクリーンに写っていたとおり大混雑で前へなかなか進みそうにない。

混雑
本殿前の雑踏

そこで拝殿から参拝して帰ってきた。

参拝
拝殿前から参拝する

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なお、あとで調べたら川崎大師や浅草寺にも初詣の期間限定でデジタルサイネージが設置されているらしい。
とくに珍しいというほどのものでもなかったようだ。
ただし、この伏見稲荷のスクリーンは 6.6m × 4.2m で(初詣用としては)日本最大らしい。
東京の浅草寺の仲見世のものは 5.4m × 3.0m だそうだ。

2019.1.3





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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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