ありがたいAI

2019.2.5

昨近 A I(人工知能)の功罪に関する議論がかまびすしい。

きょう午前、クレジットカード会社から 突然 私のケータイに電話があった。

「きのう夜10時ごろ クレジットカードを使って旅行会社に20万円支払いましたか?」
という電話だった。
そんな覚えはない。

「そーですか、あなたのクレジットカードの番号は誰かに知られてます」
「さきほど(20分ほど前)、シンガポールで7000円の買い物をする動きがあったので、成立させませんでした」
とのこと。

カード

それは助かる。
どーしてそんなことが分かったのかと聞くと、
「あなたの過去の(クレジットカード使用の)行動と異なる行動だったので不審に思いました」
という。
どうやらクレジットカード会社は私のクレジットカード 使用パターンを把握 しているらしい。
A I(人工知能)のお陰だ。
カードホールダー全員をモニターし、不審な動きだけをピックアップする。
A I ならではのお仕事だ。

私の行動パターンがコンピューターに把握されていると思えばそら恐ろしいが、モニターされているのはクレジットカードの使用パターンだけらしい。
私の全行動がトレースされているわけではないし、A I がクレジットカードの悪用防止のために使われているとしたら ありがたい話 だ。

「このクレジットカードはすぐ無効にしますが、よろしいですか」
私からお願いするより前に、向こうから申し出があった。

「お手元のカードは鋏を入れて処分してください」
「再発行した新しいカードは1週間以内にお手元に届くはずです」
パッパッと じつに手際よい。

A I の実力に感心した。 (クレジットカード会社の手際のよさにも感心した。)

---------------------------------------

北朝鮮がワナクライ(WannaCry)で金儲けをしたり、中国国営企業がスパイを繰り返したりと、国家が人の信用を傷つけるのが当たり前になった21世紀。
一方、A I もかなり実用の域に達している模様だ。

クレジットカード会社もこんなことにお金をかけなあかん世の中になったのか。
ご苦労さんなことではある。

2019.2.5







コメントの投稿

非公開コメント

筆者のプロフィール ↓

shochan31

Author:shochan31
名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

最近書いた記事 ↓
月別アーカイブ ↓
このブログ内を検索できます ↓
管理者専用 ↓