段ボール回収を見て

2019.2.17

使用済みの段ボールがどんどん捨てられている風景は現代日本の日常の風景だ。
私は常日ごろから、1回使っただけの(きれいな)段ボールを 『廃棄』 するのはもったいないなぁ と思っている。
昔の日本には 『通箱(かよいばこ)』 の習慣があった (ただ、『通箱』 は廃れたわけではなく いまも見かけるが)。
多分、『通箱』 を回収するコストより、新しい段ボールを使った方が物流コストが安くつくんだろう。
しかし、昔気質の私にとっては少し抵抗ある光景だ。

ただ、『廃棄』 といっても実際は 『古紙回収』 されているから少しは心が休まる。

きょう、京都では京都マラソンがあった。
私はたまたまゴール地点で、マラソンが終わった後の人がいなくなった状況のときにい合わせた。
マラソン大会で使われたいろんな物資を運ぶのに使ったんだろう。大量の段ボール が山積みになっていた。

その山積みになった段ボールを、町の中でよく見かけるごみ回収車が来て、運転手が次から次へと放り込んでいた。

古紙回収
ごみ回収車に放り込まれていく段ボール
撮るタイミングが遅れ、この段階ではもうかなりの部分が放り込まれたあとだったが

整頓されてきれいに積まれている段ボールだから、そのままトラックに積み込んで運び去ればいいのに、と思うが、家庭ごみよろしくトラックのうしろに放り込まれている。
トラックの中では、段ボールはぐちゃぐちゃになるから、かえってかさ張るのではないか と心配した。

古紙回収
車の前にはちゃんと 『段ボール回収』 と書かれている

気になるのでウチに帰ってからインターネットで調べてみたところ、この車は 『パッカー車』 と呼ばれていることがわかった。
『パッカー車』 とは聞きなれないことばだ。
pack + er だ。
pack には 容器にものを詰める あるいは 詰めこむ の意味があるが、このトラックのようにギューギュー詰めこむ意味はあるのだろうか。
そすると 『パッカー車』 は和製英語か。

興味に任せて 『パッカー車』 の英語表現を調べてみると、アメリカ英語では<garbage truck>イギリスでは<dustcart>となっていた。
やっぱり 『パッカー車』 は和製英語くさい。
別の呼び名として 『圧縮式塵芥車』 というのもあるらしいが、この方が正確な表現だ。
ただ、こ難しい表現だから 『パッカー車』 の方が定着したんだろうと思われる。

閑話休題
そもそも私が知りたかったのは車の呼び名のことではなく、こういう積み方では、トラックの中で段ボールはぐちゃぐちゃになってしまい、かえって非効率ではないかと心配したことだった。

答え: 段ボールは見た目の割にスカスカで軽い。相当の強い力で圧縮する ので、小さめの 『パッカー車』 でも約2トンは入る。

へぇー、そうなんか
大きな鉄板で段ボールをかき込んでいる様子を見ていても、何枚かまた戻ってきたりするので、ホントに中で圧縮されているようには見えなかった。

車の前にはちゃんと 『段ボール回収』 と書かれていたところを見ると、段ボールをこの車、つまり 『パッカー車』 で回収するのは公認らしい。
私の認識が甘かった。
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いずれにせよ、段ボールが焼却されず古紙回収されているのは、環境保護の見地からみてありがたい。
段ボールは生活必需品だ。
物流量が分野えるに従って段ボールの需要が増えている。

全国段ボール工業組合連合会(全段連)のウェブサイトには 「わが国の段ボールの回収率は95%以上を誇る」 「段ボールはリサイクルの優等生」 とあった。
「95%以上」 とはホントかなという気持ちもあるが、とにかく たのもしい。

2019.2.17






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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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