ラッキーなイメージ
2019.5.18
きょうは 「日本三文殊」 のひとつ、切戸(きれと)の文殊堂に行った。
去年、京都の金戒光明寺(こんかい・こうみょうじ)に行ったとき、御影堂(みえどう)で運慶の作と言われる文殊菩薩像を拝観したことがあった。( こちら、2018.4.28 )
そのとき、日本には 「三文殊」 というのがあって、ここの(金戒光明寺の)文殊菩薩さんの他、奈良の安倍文殊院、そして 切戸の文殊堂 とをあわせて 「日本三文殊」 という、と聞いたことがあって、切戸の文殊堂にも機会があれば行ってみたいと思っていた所だった。
ちなみに「切戸」とは 宮津湾の天橋立(あまのはしだて)の端と対岸との間が水道になっていて切れているのに由来する名前らしく、天橋立の南端の場所の名前だそうだ。
山門をくぐったところで、団体客を引率するガイドさんが 「この松は三鈷(さんこ)の松という珍しい松で、松葉が3本あります」「松葉を持っていると幸せになれるそうです」 と言っておられるのを耳にした。
団体客がぞろぞろと本堂の方に進んで行かれたあと、私たちだけ残された。
へぇーこれも 三鈷の松 かぁ ・・・

三鈷の松、うしろは室町時代に建てられた多宝塔(重要文化財)
三鈷の松といえば、昔 高野山に登ったとき、壇上伽藍に三鈷の松があって、「空海が帰国する時中国から投げた三鈷杵(さんこしょ)がこの松のところまで飛んできた」 という話を聞いたことがあった。
縁起をかつぐのが好きな家内は、さっそく3つに分かれた松葉を拾い集めだした。

松葉はなんぼでも落ちている
これはそのひとつ。 ↓

これが三葉の松の葉
ご利益は ・・・ と思ってインターネットで調べてみたら、
要するに、ラッキーという ”イメージ” だ。
三鈷の松は四つ葉のクローバーみたいなもんかも分からない。
なお、期待していった文殊菩薩さんだが、秘仏ということで拝観できなかった。
2019.5.18
きょうは 「日本三文殊」 のひとつ、切戸(きれと)の文殊堂に行った。
去年、京都の金戒光明寺(こんかい・こうみょうじ)に行ったとき、御影堂(みえどう)で運慶の作と言われる文殊菩薩像を拝観したことがあった。( こちら、2018.4.28 )
そのとき、日本には 「三文殊」 というのがあって、ここの(金戒光明寺の)文殊菩薩さんの他、奈良の安倍文殊院、そして 切戸の文殊堂 とをあわせて 「日本三文殊」 という、と聞いたことがあって、切戸の文殊堂にも機会があれば行ってみたいと思っていた所だった。
ちなみに「切戸」とは 宮津湾の天橋立(あまのはしだて)の端と対岸との間が水道になっていて切れているのに由来する名前らしく、天橋立の南端の場所の名前だそうだ。
山門をくぐったところで、団体客を引率するガイドさんが 「この松は三鈷(さんこ)の松という珍しい松で、松葉が3本あります」「松葉を持っていると幸せになれるそうです」 と言っておられるのを耳にした。
団体客がぞろぞろと本堂の方に進んで行かれたあと、私たちだけ残された。
へぇーこれも 三鈷の松 かぁ ・・・

三鈷の松、うしろは室町時代に建てられた多宝塔(重要文化財)
三鈷の松といえば、昔 高野山に登ったとき、壇上伽藍に三鈷の松があって、「空海が帰国する時中国から投げた三鈷杵(さんこしょ)がこの松のところまで飛んできた」 という話を聞いたことがあった。
縁起をかつぐのが好きな家内は、さっそく3つに分かれた松葉を拾い集めだした。

松葉はなんぼでも落ちている
これはそのひとつ。 ↓

これが三葉の松の葉
ご利益は ・・・ と思ってインターネットで調べてみたら、
「松葉を財布の中に入れておくとお金が貯まる」
「願いが叶う」
「松葉を持っていると幸せになれる」
とサイトによってまちまちだった。「願いが叶う」
「松葉を持っていると幸せになれる」
要するに、ラッキーという ”イメージ” だ。
三鈷の松は四つ葉のクローバーみたいなもんかも分からない。
なお、期待していった文殊菩薩さんだが、秘仏ということで拝観できなかった。
2019.5.18