さすがは紅葉の名所

2019.11.24

四季の変化が薄れたとはいえ、春の桜、秋の紅葉は私にとって欠かせない風物だ。
秋の紅葉は、もみじに限らず、色んな木々が赤から黄色に色づくので、街を歩いていても楽しみだ。

京都は紅葉の名所といわれる所が多いが、きょうは永観堂に行ってみた。

永観堂
御影堂(大殿)から

仏間以外は 〔フラッシュさえ使わなければ〕 撮影OKなので、いずこもカメラ、カメラだ。

永観堂
画仙堂で

きょうのブログに文章は不要だ。
とにかく画像を見ていただいて、京都を代表するもみじの名所を堪能していただきたい。

永観堂
放生池のもみじ、うしろは東山山麓に立つ多宝塔

雲っていた境内(👆)に一瞬薄日が差した。(👇)

永観堂
同上

みかえり阿弥陀
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なお、永観堂といえば 「み返り阿弥陀」 が目玉だ。 写真は永観堂のホームページから
横を向いておられる仏さんは珍しい。

しかし、まだ拝ませていただいたことがなかった。
拝観料が¥1,000 と高いな、と思っていたら、堂内をずーっと見て回れるのだった。
多くの堂宇を見て回ったあとの最後、ひときわ高い所に阿弥陀堂(本堂)があり、そこに 「み返り阿弥陀」 はあった。
阿弥陀堂は江戸初期の古建築だそうだが、堂内の長押、柱などは極彩色の絵で飾られていた。
最近描かれたものらしく、こんな鮮やかな色彩は京都では珍しい。
その奥にご本尊、「み返り阿弥陀」(阿弥陀如来立像) は意外と小さく、金網のような厨子の中に安置されていた。
み仏は正面からではなく右側から近づけるようになっており、阿弥陀さんのお顔の部分だけ金網が切り取られていよく拝めるようになっていた。
なるほどね。

2019.11.24



【過去の関連記事】 見て歩る記 京都編(京都府も含む)
ただし、2015年以降。

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2014年以前はこちら







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