強気と人気の共存
世界遺産の醍醐寺は桜の名所として知られている。
醍醐寺は何度か行っているが、桜の頃に行ったことはない。
けさの新聞、桜だより には 「醍醐寺、満開近し」 と出ていた。

© 京都新聞 2021.3.26 朝刊 p.27 社会3面 から
そこで、さっそく 花見 にでかけてみた。
コロナ禍のせいか 朝早いせいか 人影も少ない。
ここ、総門前の桜はまだ早いみたいだ。

総門
拝観料は 1,500 円。
なかなか強気の設定だ。

拝観券
尤も、三宝院エリア、伽藍エリア、霊宝館エリア併せての額だから、1箇所 500円と考えたら妥当なのかもわからないが ・・・。
早速三宝院から拝見。
大玄関前の枝垂桜が見ごろだった。

三宝院大玄関前の枝垂桜
大玄関から三宝院に入ると、また 500円。
三宝院では表書院や有名な 『三宝院庭園』 を一巡できる。
でも、庭園に桜の木はなかった。

三宝院庭園
三宝院を見終わって出てきたら、1,500円の拝観券を買い求める長蛇の列ができていて驚いた。
大した人気だ。
さっきは 空いていて 並ばずにすぐ買えたのに。


去年から猛威をふるっているコロナ禍はなかなか終息を見せない。
京都府も引き続き 不要不急の外出を自粛するよう求めている。
なのにこの人出だ。
醍醐の桜は 絶大な人気があるようだ。
ここでは 〔お寺の〕
お寺が強気に出られるのは 絶大な人気に支えられている、という訳だ。
2021.3.26
【過去の関連記事】 見て歩る記 京都編(京都府も含む) ただし、2019年以降。 ◆ 強気と人気の共存(2021.3.26) 醍醐寺 ◆ ホテイアオイの寺?(2020.10.30) 両足院 ◆ 古の京都を偲ぶ(2020.6.7) 蛇塚古墳 ◆ 地元に恩返し(2020.2.29) 福田美術館 ◆ 鈴木松年の絵(2020.2.13) 天龍寺 ◆ 鈴木松年の墓(2020.2.11) 長楽寺 ◆ 男山に登る(2019.12.19) 石清水八幡宮 ◆ さすがは紅葉の名所(2019.11.24) 永観堂 ◆ 一服の清涼剤(2019.6.16) 東林院 ◆ サツキ 古寺染める(2019.6.8) 善峯寺 ◆ ラッキーなイメージ(2019.5.18) 切戸の文殊堂 ◆ 明智藪はいま(2019.4.18) 明智藪 ◆ 優美で豪華(2019.3.3) 京都御所 ◆ 猪(亥)ゆかりのお寺(2019.1.14) 禅居庵 ◆ 猪はことしの干支(2019.1.6) 護王神社 ◆ デジタルサイネージ(2019.1.3) 伏見稲荷大社 2018~2015年はこちら 2015年以前はこちら |