コロナのほうが遠慮

2023.1.1

新しい年が明けた。
関西で初詣の参詣者が最も多いと言われる伏見稲荷大社に詣った。

コロナ(新型コロナウイルス感染症)の新規感染者数は最近増加傾向で「第8波」と言われているらしい。
ところが大層な人混みだった。
人々はコロナに飽きたようだ。(そりゃ当然だろう)
コロナへの関心も薄れたように見受けた。
この勢いだと、コロナのほうが遠慮 して敬遠してくれそうだ。(そうなるといいのだが)

参詣のついでに ”お山めぐり”、即ち稲荷山の頂上にまで行くことにした。
先日豊国廟(ほうこくびょう) に行った勢いで こちらもトライだ。(笑)

そもそも、伏見稲荷大社というのは、白鳥が山に飛んで行き、その(いただき)で子を産んだ(稲が生えてきた)のを契機に、(はたの)伊呂具(いろぐ)という人物がそれをお(まつ)りして伊禰奈利(いねなり)(=稲成り)という名前の神社を創建したのが始まりだという。(山城国風土記逸文)

その山がいまの「稲荷山」だ。
標高 233m だが、ふもとの本殿付近が 30m ほどなので、標高差は 200m 程ある。
(豊国廟のときは標高差 130m だった)

稲荷
伏見稲荷大社公式ホームページ掲載の図を参考に作成

本来なら禁足地(きんそくち)とされるのが当然だが、どういう訳か鳥居や塚を奉納できるようになっており、えらい開放的だ。

山頂直前の急な石段を上ると ・・・

稲荷

人々が行列していた。
人から 「これ、何(の行列)ですか?」 と聞かれた。
事情を知らない人にとっては、異様な光景に見えたのだろう。

稲荷

案の定 稲荷山頂上、一ノ峰 の社への参拝者は長い列を作っていた。

稲荷

”お山めぐり” に外人も多かったが、さすがここだけは列に外人はいなかった。

2023.1.1





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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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