最悪のタイミング!

2023.7.12

京都を代表するお祭、祇園祭。
そのハイライト、山鉾巡行で常に先頭を切る長刀鉾。
その長刀鉾が建てられ、きょう午後3時半から "曳き初め" があった。
ちょうど、所用の帰途にタイミングがあったので見物した。

現場に着いたときは3時15分、ちょうど15分前でグッドタイミング!
人垣をかきわけ見ていると、綱が張られ、地元の小学生と一般市民が綱を握りしめた。
いよいよ・・・ と思っていると、好天だった空が急に曇ってきて風が吹きだし、カラスがカーカー鳴き始めた。
こりゃタイミング悪く雨か、と思ったが、予定通りの行事だ。
時間が迫ってきて、お稚児さんが階上に乗り、音頭取りが位置に着いた。
予定より2分前、3時28分に音頭取りの「エンヤラヤー」の掛け声と所作を合図に長刀鉾がゆらゆらと動き出した。

長刀鉾
長刀鉾がゆらゆらと動き出した(15:28)

"曳き初め" というのは、本番さながらに曳いて動かすとことをいう。
曳いてみてうまくいかなかったことなんて考えられないので、ま、一種の儀式みたいなもんだろう。
このときばかりは一般市民、とくに女性もOKだというので人気があると聞いた。
実際女性も何人か加わっておられた。

"曳き初め" では、四条通を東へ400mほど、富小路通まで曳いて行って、こんどは逆方向に戻ってくるという。
目の前を通り過ぎた頃から、案の定 雨がパラパラ降り始めた。
いやー、ほんまについてない。

鉾が遠ざかるにつれ、雨足は一層強くなった。
東山の方にはとこどき稲光が縦にはしる。
たった400mほど先なのに、雨脚が強くて鉾の姿は霞んで見えない。
たたきつけるような雨だ。
鉾を曳き戻すため、この土砂降りの中、曳き綱を付け替え、曳き手も逆方向に移動してるんだろう・・・ と想像するだけだ。

折り返してきた鉾の姿がようやく見え始めたころには雨脚もましになってきた。

長刀鉾
雨脚もましになって、鉾の姿が見えはじめた(15:55)

大丸を通り過ぎるころには、ほとんど降りやみ空があかるくなってきた。

長刀鉾
大丸の前を通るころ(15:58)

曳き手は、男衆は云うにおよばす、女性も小学生も濡れネズミ状態だ。
まー、ほんとに、最悪の天候の中の "曳き初め" だった。

そもそも、京都の七月中旬は夕立が多い。
それにしてもこの雨は 最悪のタイミング で、祇園祭史上でも例をみない稀有な "曳き初め" だったんじゃないだろうか。
ま、こっちは雨のかからないアーケードの下で カメラのシャッターを押すだけだったけど。

2023.7.12








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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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