思いもよらない答え

2023.8.13
きょう所用で行った場所の近くに松尾(まつのお)大社があったので、すこし足を延ばした。
松尾大社は古代京都に定住した有力豪族「秦氏(はたし)」が創建したという古い神社で、神が降臨したと伝わる磐座(いわくら)があると聞いている。
一度見てみたいものと思っていたので、急に思い立ったのだ。

団ぷ鈴

炎天下(※)、ちょっと小腹が空いたので 磐座に行く前に 境内の茶店に寄った。
(※ あとで調べたら、きょうの京都の最高気温は 37.8℃ という猛暑だった)

団ぷ鈴

この茶店はみたらし団子が名物らしい。

団ぷ鈴

店に入るとみたらし団子の香ばしい香りがした。
さっそく注文すると、焼きたてのみたらし団子が出てきた。

香ばしい団子と甘い醬油のたれとが相まってこの上もなくおいしい。
この味覚は日本独特だろうなー などと考えながらいただいた。

団ぷ鈴
みたらし団子

外があんまり暑いので、かき氷も頼んだ。
私のチョイスは 「抹茶金時」。
この味も日本独特だろう。
日本人の味に対する感覚はすぐれたもんだ、などと感心しながら食べていると ・・・

団ぷ鈴
抹茶金時のかき氷も日本独特の味覚

目の前のメニューに英語が書き添えてあった。
"・Plus 100yen, azuki been is topped on"

団ぷ鈴
英語の添え書き

なるほど、トッピングは topped on か・・・ などと感じ入っていると、おや "azuki been" ?
ま、ご愛敬だ、などと苦笑しながら目を移すと、カウンターの上に一升瓶が置いてある。

「京都洛西乃地酒 酒公杯」
そういえば、ここ松尾大社は京都洛西の地にあり、全国のお酒の神様をお祀りする神社だ。

団ぷ鈴
京都洛西乃地酒 酒公杯

さらにラベルを読んでいくと、
「飛鳥・天平の時より 渡来人「秦氏」の珠玉の技を伝え ・・・ 秦氏の末裔 羽田の蔵人(くろうど)の心意気」 と書かれているではないか。

団ぷ鈴
秦氏の末裔 羽田の蔵人

私の知人に羽田さんという方がおられる。
読み方は 「はだ」。
ここで気づいた。はだ(羽田)=はた(秦) だったんだ!
そうか、〔私の知人の〕 羽田さんんも秦氏の末裔かもわからない。
こんど聞いてみよう。

そんなことを思いながら 「抹茶金時」 を食べ終えた。
かき氷のお陰で涼しくなったので、暑い中、気をとりなおして、所期の目的の 磐座(いわくら) に行こか。
お店の方の 「片道 15分位ですよ」 の声を背に店を出た。

ん? ちょっと待てよ。
この店の名前はなんだ。
『鈴ぷ団(すゝぷだん)』 ?
そこへタイミングよく 店員さんが通りかかったので聞いてみた。

だん、ぷ、りんだんご(・・・)のことを ダンプリンというでしょ?」

団ぷ鈴
「鈴」が上にあるので縦書きかと思ったら、「団」から横書きで読むんだった

思いもよらない答え に啞然とした。
そして、ふーむ、なかなか考えたもんだな!と感心 してニヤリとした。

さて、磐座に向かいかけたら、神社の方に 「台風で木が倒れたので、磐座への山道はいまは一般の通行を禁じてます」 と云われた。
所期の目的は残念ながら達成できなかった。

2023.8.13








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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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