白昼堂々見せないで

2024.1.3

孫の合格祈願と学業成就のお札を求めるため、北野天満宮に(もう)でた。
時節柄、初詣の人でごった返していた。
学問の神様としての道真(みちざね)公の威光はますます高まっているようで、思わず目を細めた。

北野天満宮

若者には おみくじも人気がある。
開いて読んで木の枝に結ぶのがならわしだが、境内にある梅の木はいま(つぼみ)がふくらんできているところだ。
神社では、おみくじは木の枝に結ばないで張られた縄に結ぶよう呼びかけている。

北野天満宮

何気なしに見ていると、白衣を着た神職らしい人が来て、縄に結ばれたおみくじを片側に寄せ集め、縄から抜いているではないか。
抜かれたおみくじは両手で(すく)われてゴミ袋(?)に詰め込まれていく。

せっかく結ばれたおみくじじゃないか。
結ばれた尻からどんどん(はず)していくとは ・・・・

北野天満宮

もちろん、科学が発達して人間(じんかん)に広く敷衍した現代では おみくじのご託宣(たくせん)を信じる人は いないかもわからない。
しかし、あまりにもドライに処理されている現実に度肝をぬかれた。

望むらくは、夜、人気(ひとけ)がなくなってから(ひそ)かにやってほしい。
縄に結び付けている人がすぐ隣にいるじゃないですか。
こんな様子を 白昼堂々見せないでほしい
どうせこうなることはわかりきったことだけど、見たくない光景だ。

「見たくない」 という自分と、カメラを向ける自分との板挟みになった自分に苦笑した。(笑)

2024.1.3







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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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