環境にすぐれた雨庭

2024.1.30

約2週間前(※1)、所用で山科(※2)に行くことがあった。
そのとき見たことを書きます。
(※1)1月17日。 (※2)山科(やましな)は京都市内東方の地域の名。
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山科駅近くの歩道で道路工事が行われていた。

雨庭
京都外環状線と旧三条通(東海道)の交差点

道路工事と思ったのは早とちりで、聞いてみると雨庭(あめにわ)を作っているのだという。
ああ、あの雨庭かっ、
以前京都市内の別の場所で雨庭を見て、『いい施設だ』 と書いたことがあった。( 記事は こちら、2023.3.9

雨庭
工事現場に置かれたパネル

雨庭とは集中豪雨などで急激に降った雨水をすぐ下水道に流さないで一時的に溜め、ゆっくりと地中に吸い込ませるようにした設備で、石を置き植物を植えて庭園のようにみえるので「雨庭」というのだそうだ。

雨庭
パネルに貼られた完成図を拡大すると

そもそも京都盆地の地下には豊富な地下水があるというが、近代化で水脈は切断されて地下水の補給もままならないらしい。昔は降った雨は地中に吸い込まれて地下水となっていたが、その観点からも雨庭は自然に添った優れた発想だ。
また、いまや地表はすべて舗装され雨水は下水道に流れるようになっているが、集中豪雨などでは下水道の許容量を超える恐れがある。その対策としても、雨庭は効果がある。

このような雨庭はすでに四条大宮や北野白梅町などに作られているが、わずかずつでも京都市内に雨庭が増えることは上記の理由で好ましい。さらに庭園風光景が都市空間に加えられるという点では景観上も好ましい。

京都市当局が 環境と景観にすぐれた雨庭 を作ってくれていることに拍手を送りたい気持ちになった。

2024.1.30







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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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