五葉松

2013.3.3

『きょうのわたし』は梅見。
地図で、京都の西の郊外に梅宮大社(うめのみやたいしゃ)という、いかにも“梅”に由緒(ゆいしょ)のありそうな神社をみつけたので行ってみた。
境内には550本もの梅があるとのこと。
梅があるから梅宮大社なのか、梅宮大社なので梅の木を植えたのか。
そこんところはよく分からない。

入口の楼門(ろうもん)の脇に「梅・生め - 子授(こさずけ)・安産の御利益あり」と書いてあった。
これも「梅」だから「生め」に引っ掛けて単純に子授・安産となったのか、何か由緒があって「子授・安産」となったのか。
そこんところはよく分からない。
その辺の分からないところが京都らしい。

さて本題の梅だが、紅梅、白梅、見事に咲いていた。
近づいてよく見ると梅はほんとに気品のある花だ。
昔は、といっても奈良・平安時代らしいが、その頃は「花」と言えば梅を指したらしい。
当時の人の心情がわかるような気がした。

神苑というのがあるので覗いてみたら梅は余り咲いてなさそうだった。
入口の女性に聞いてみたら「今年は(梅の開花が)遅いです」と。
「あと2週間くらいですか」と聞いたら「そうですね、暖かい日が続くとパッと咲くんですが・・・」との答えだった。
きょうも薄ら寒い日だった。

神苑の入口からちょっと振り返ると、樹形の見事な大木が目に入った。
その女性に聞くと五葉松(ごようのまつ)だそうだ。
幹が充分にからまりあって樹齢はかなりありそうでまず感心した。
目を上に移すと枝は実によく手入れされていてまた感激した。


五葉松は楼門を入ったすぐのところの境内にある

本来なら梅の写真を載せるところをきょうはこの見事な五葉松の写真を載せます。

2013.3.3















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名前が しょうじ なので障子が背景となっている。ペンネームはアルファベットで shochan(しょうじの愛称)だが数字 31 の由来は不明だ。

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